まちなか 寺子屋

まちなか 寺子屋

まちと楽しむ、「なごや学」。
歴史ある寺社や町並み、受け継がれる芸能や手仕事。
長い時間をかけて育まれてきた宝物が、
まちの至るところに息づいています。
まちを教科書に、ゆかりのある場所を学校に。
このまちの物語に出会う、「ナゴヤ学」の開講です。

全講座共通

受付は、開始30分前になります。
※10「はじめましての古墳さんぽ」17「名古屋城下の商人・町人の生活」は開始15分前

◎寺子屋コーディネーター

全29講座のうち、いくつかを寺子屋コーディネーターの方に企画していただきました。
1
茶どころ名古屋の茶の湯体験

Pコード:633−394

茶道ははじめて、という方に体験していただきたい一服のおもてなし。高価な茶道具や茶室がなくても、日常に茶の湯の心を持つことこそ、茶どころ名古屋の心意気。そんな茶の湯を築115年の古民家で体験します。帰る頃には、お茶って楽しい!と思っていただけるはずです。

日時:10/29(土)
① 9:30~11:30
② 13:00~15:00
③ 16:30~18:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

2
古代名古屋海のネットワーク

熱田・宮の渡し公園

Pコード:633-395

古代の熱田の支配者・尾張氏。渡来人を通じて須恵器や鍛冶など当時最先端の技術を取り入れました。その熱田の繁栄の秘密に海を切り口にして迫ります。古代の熱田の人々には、海を通してどんな世界が広がっていたのか。古代熱田の海のロマンに思いを巡らせます。

日時:10/29(土)
14:00~15:30

場所:本遠寺(名古屋市熱田区白鳥2-3-20)

3
中川運河の過去と未来
~アートで描く「航跡図」~

名古屋港管理組合所蔵

Pコード:633−396

中川運河が誕生して86年。水運としての役割を一旦終えた今、運河はアートの場へと進化しつつあります。貴重な資料で過去ここにあった産業や生活、祭りなどの歴史を振り返りながら、この秋に松重閘門で開催されるアートプロジェクトの解説とミニワークショップを行います。

日時:10/29(土)14:00~16:00

場所:運河神社 上の宮( 西宮神社)社務所(名古屋市中川区月島町11-1)

4
名古屋の手しごと 名古屋扇子の手作り体験

Pコード:633−397

名古屋は京都と並び、扇子の二大産地です。日本人の生活やライフイベントに深く関わっている扇子。扇子の便利な使い方や歴史を、名古屋扇子発祥の地である西区で学び、手作り体験します。扇面に絵を描くので、どんな絵を描きたいかをイメージしてご参加ください。

日時:10/30(日)10:00~12:00

場所:末廣堂(名古屋市西区新道1-20-14)

5
名古屋ゆかりの絵師
田中訥言と宇喜多(浮田)一蕙

獅子図 浮田一蕙筆

Pコード:633−398

平安王朝時代に花開いた やまと絵の復古に心血を注いだ 江戸末期の絵師、田中訥言と弟子の宇喜多一惠。二人の情熱ととりまく人たちを描いた歴史小説が10月に中日新聞より発売されるのを記念して、現代のやまと絵界の第一人者と小説の著者が語り合う。

日時:10/30(日)14:00~16:00

場所:森村記念館(名古屋市東区東桜1-10-18)

6
名古屋と愛知の利き酒遊び
 

Pコード:633−400

名古屋市と愛知県設楽町の蔵元を招き、蔵の歴史や特徴についてお話を聞きます。それぞれの蔵の日本酒をまず常温で試飲し、その後、日本酒の温度変化を感じる趣向を実感していただきます。日本酒の利き酒体験を通して、日本酒の味わい方について楽しく学びます。

日時:10/30(日)14:00~16:00

場所:SAKE BAR 圓谷(名古屋市西区那古野1-37-17)

7
史書に描かれた尾張氏のミステリー

Pコード:633−402

古代の尾張地方の最大豪族・尾張氏について、『日本書紀』『先代旧事本紀』をはじめとする古典籍を題材にその実像について考えます。また、古代の祭祀氏族・忌部氏と尾張氏の連携という視座から「熱田社」について考え、三種の神器「草薙剣」の秘密に迫ります。※木造聖徳太子立像(県文化財)のご開帳を予定しています。

日時:11/3(木・祝)10:30~12:00

場所:聖徳寺(名古屋市熱田区大瀬子町702)

8
芭蕉「冬の日」を読む

Pコード:633−403

文学史上、重要な意味を持つ松尾芭蕉の「冬の日」は、江戸と伊賀を行き来していた芭蕉が名古屋に立ち寄った時に作られた連句の一つ。芭蕉の連句をアニメーションで表現したアートアニメーション「冬の日」(監督・川本喜八郎)の映像を見ながら、読み解いていきます。

日時:11/3(木・祝)10:00~12:00

場所:名古屋テレビ塔 2階(名古屋市中区錦3-6-15)

9
大須ダイバー
~名古屋のへそ、大須のモノがたり~

Pコード:633−405

大須は、古くから人々が住み着いた土地。名古屋では最も古い3万年前の遺物も発見されています。海をのぞむ台地の端で、城下町の南の端で、長い時間を積み重ねてきた、大須の古層のモノがたり。

日時:11/3(木・祝)14:30~16:00

場所:本願寺名古屋別院(西別院)(名古屋市中区門前町1- 23)

10
はじめましての古墳さんぽ
 

Pコード:633−406

守山区には志段味古墳群があり、平成30年度にはその古墳を含めた公園「歴史の里」が開園します。古墳が好きすぎて古墳のそばにお店を作ってしまったコーヒー店店主から、入門編として古墳の楽しみ方を聞いた後、実際に横穴式古墳を見学します。

日時:11/5(土)9:00~12:00
(前半座学/後半見学)

場所:
[座学]オリコーヒー店内
[見学]東谷山白鳥古墳
(横穴式石室)、白鳥塚古墳、大塚古墳
(名古屋市守山区上志段味所下1043-1)

11
ブルースで読む金子光晴
 

Pコード:633−407

栄で幼少期を過ごした反骨の詩人・金子光晴。飄然たる晩年には再ブレイクしましたが「毒」ある言葉は今も健在です。金子愛好家でもある作家・広小路尚祈氏が、金子の詩でギター弾き語り。ちょっと一杯しながら文学レトロな昼下がりを。(ノンアルコールもちろん歓迎)
※終了後も引き続き「一杯」していただけます。

日時:11/5(土)14:30~16:30

場所:居酒屋 お馬のおやこ(名古屋市中区大須2-11-5 ベルメゾン白川1階)

12
昭和の想い出写真館
~古い写真を手がかりにして、まちの声に耳を傾ける~

Pコード:633−408

港まちでは、地元の小学校の100周年をきっかけに、古い写真とそれにまつわる思い出を記録する取り組みを始めています。今回は、港まちに長年住んでいる爺ちゃん・婆ちゃん達から、選りすぐりのエピソードを伺います。初めて目にする写真の中になぜだか感じる懐かしい気持ち、一緒に味わってみませんか。

日時:11/5(土)16:00~17:30

場所:港まちポットラックビル(名古屋市港区名港1-19- 23)

13
志野流香道
特別講座 聞香体験

Pコード:633−409

室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は一般公開していない松隠軒で、前半に香道の歴史や香木のお話しを聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞します。最後は香りのゲームである組香も体験します。

日時:11/6(日)
①10:00~12:00
②14:00~16:00

場所:志野流「松隠軒」(名古屋市西区上名古屋2-10-5)

14
小さな地名を巡る旅

Pコード:633−410

海、風、石、土、鉄・・。なにげない地名に刻まれる人々の記憶。地名は言葉の化石ともいわれ、土地の成り立ちや歴史を読みとき、過去と現在をつなぐ大切な手がかりとなります。星のように散りばめられた地名にこだまする、都市の声に耳を傾けてみませんか?

日時:11/6(日)14:00~15:30

場所:観聴寺(名古屋市熱田区金山町1-10- 8)

15
初めての雅楽
~名古屋市立大学連携・特別講座~

Pコード:633−411

NHK大河ドラマの音楽なども手掛ける雅楽演奏家・太田豊氏の監修による「五節舞」や、平安時代に尾張地域で奏でられた「催馬楽桜人(市指定文化財)」など、アユチ雅楽会による雅楽・舞楽の演奏をまじえて、1500年の歴史を誇る雅楽について楽しく学びます。 ※名古屋市立大学学生による特別展示や歌唱も予定しています。

日時:11/6(日)14:30~16:30

場所:名古屋市博物館講堂(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-)

16
狂言いまむかし
~中世から届く声~

狂言「花子」(伊勢門水画)

Pコード:633−412

狂言は室町時代に成立した日本古来の芸能です。声と身体に出入りする、中世の面影。「閑吟集」「天正狂言本」などの古本を紐ときながら、狂言の3つの柱とのいわれる「謡」「舞」「語り」をまじえて、今も残るもの、すでに失われてしまったものに想いをはせます。

日時:11/6(日)17:30~19:00

場所:いりなかスクエア4階 能舞台(名古屋市昭和区滝川町33番地)

17
名古屋城下の商人・町人の生活
 

Pコード:633−413

江戸時代の町家などに伝わる町触や日記は、当時の庶民の生活を知る宝庫です。古文書の写真をお見せしながら、奉公人に関する規則や、盗品や行方不明者の捜索など、いくつかのトピックを紹介します。場所は、愛知県指定有形文化財の伊藤忠左衛門家住宅の座敷。江戸時代の人々の息づかいが聞こえてくるかもしれません。

日時:11/12(土)10:00~11:30

場所:伊藤家住宅(名古屋市西区那古野1-36-12)

18
文さんのナゴヤミクス
~家康・宗春の経済と文化~

Pコード:633−414

金鯱が輝く名古屋城を築き、京都と同じ碁盤割の町をつくった徳川家康は、尾張を経済活動の拠点として構想していた。三百年の平和な世を築いた徳川家康と、その構想を受け継ぎ、独自の、江戸とは対照的な政策で名古屋を発展させた七代藩主・徳川宗春。二人のリーダーが思い描いた経済と文化を読み解きます。

日時:11/12(土)14:00~15:30

場所:相応寺(名古屋市千種区城山町1-47)

19
中世の熱田と芸能
 

Pコード:633−415

古代から中世にかけて、尾張氏ゆかりの地として発展した熱田は、芸能の一大拠点でもありました。熱田神宮に今も残る「踏歌神事(オベロベロ祭り)」や「酔笑人神事(オホホ祭り)」をはじめとして、生命力あふれる熱田地域の芸能の魅力と、広範な影響を読みときます。

日時:11/12(土)14:00~15:30

場所:円福寺(名古屋市熱田神戸町301)

20
名古屋の手しごと 伝統と創造絞の可能性
~有松で輝く若手職人たち~

Pコード:633−416

江戸時代から続く「有松・鳴海絞」。伝統的な技術を継承しながらも、自らの感性を活かしたモノづくりをしている若手職人の話を聴きつつ、雪花絞で東袋(あずまぶくろ)を染める体験を通して、「絞」の可能性を感じてください。

日時:11/12(土)
①10:00~12:00
②14:00~16:00

場所:旧・東湯(名古屋市緑区有松3136番地)

21
悲喜こもごも 名古屋の動物園物語
 

Pコード:633−417

かつて子どもたちを熱狂させた象列車、人々を笑顔にしたカバの夫婦、そして70年以上も前から血統を繋ぐ名古屋メダカ。これら動物たちの悲喜こもごもと動物園の歴史・物語を、あらゆる角度からお話いただきます。講師は、[東山絶滅動物園]の著者と、東山動物園園長が務めます。
※講座終了後、希望者があれば、園内の絶滅危惧種動物を講師の佐々木さんと一緒に巡るツアーがあります。

日時:11/13(日)10:00~12:00

場所:東山動物園内 動物会館レクチャーホール(名古屋市千種区東山元町3-70)

22
名古屋の和菓子文化
~和菓子づくり体験~

Pコード:633−418

名古屋で、和菓子文化が日常の暮らしに根付いているのはなぜなのか?東海地方の和菓子本の著者から、名古屋の和菓子についてのレクチャーを聞いた後は、繊細で美しい和菓子をプロに手ほどきを受けながら手作りします。お菓子はその場で召し上がっていただきます。

日時:11/13(日)
①10:00~12:00
②13:30~15:30

集合場所:愛知県菓子会館(名古屋市西区新道2-15-17)

23
はじまりの東松照明

Pコード:633−419

戦後日本を代表する写真家の1人東松照明は、1930年に名古屋で生まれました。戦後の都市風景や市井の人々に向けられた、旅の写真家のまなざし。はじまりの地“名古屋”近辺で撮影された初期作品(1950 ~ 60年代)を中心に解説します。

日時:11/13(日)19:00~20:30

場所:金山ブラジルコーヒー(名古屋市中区金山4-6-22 コスモビル 1F)

24
飛べ! 戸部蛙
~郷土玩具「戸部蛙」復刻プロジェクト~

Pコード:633−420

笠寺の瓦職人が焼いた戸部の蛙。かつて東海道の旅人に人気だった手づくりの郷土玩具です(現在は廃絶)。近ごろ人気急上昇中の全国の愛おしい郷土玩具のお話を聞いたあと、みんなで土の蛙づくりにチャレンジします。

日時:11/19(土)14:00~16:00

場所:富部神社(名古屋市南区呼続4-13- 38)

25
謡講
~謡を堪能する江戸町衆のサロン~

Pコード:633−421

江戸時代の町衆の楽しみの一つ、障子越しに謡を聴く「謡講」。今回は、若手能楽師の久田勘吉郎氏による秋の名品『班女(はんじょ)』を、米田真理氏の解説つきでお楽しみいただきます。能の舞台とはひと味違う、声だけで紡ぎ出される物語の世界を堪能してみませんか。

日時:11/19(土)15:00~17:00

場所:大光院(名古屋市中区大須2-7-25)

26
士魂商才!「名古屋商人」
~激動の時代を生き抜いた知恵と心意気~

Pコード:633−422

明治維新、戦争、そして関東大震災。激動の時代を生き抜き、名古屋の経済を支えたのは名古屋商人達でした。「人の利するところにおいて、われも利する(伊藤次郎左衛門)」。人々の心を掴み、逆境も好機に変える商人達の知恵と心意気を、今も受け継がれる老舗企業の豪商達から読み解きます。

日時:11/20(日)16:30~18:00

場所:揚輝荘南園「聴松閣」地階多目的室(名古屋市千種区法王町2-5-17)


まちなかキャンパス
まちなかキャンパスは、
大学と連携して実施する特別講座です。
受付は、開始30分前です。
27
紀行文から探る中世の尾張
 

Pコード:633−423

尾張というと織田信長が思い浮かびますが、信長以前の「中世」という時代の尾張のことは、一般にはあまり知られていません。この講座では、12世紀から16世紀に至る「中世」の尾張のありさまを、旅人が書きのこした紀行文を素材としながら探ってみたいと思います。

日時:10/29(土)15:30~17:00

場所:愛知大学 車道キャンパス3階 コンベンションホール(名古屋市東区筒井2-10-31)

28
重要伝統的建造物群保存地区“有松”の
来し方行く末を考える

Pコード:633−424

有松地区は、国(文部科学大臣)により平成28年5月に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。愛知県下では足助に次いで二番目です。この有松地区の歴史(来し方)を踏まえ、市民の財産としてこれから(行く末)どのように守り、活用していくのかを考えていきます。

日時:11/5(土)13:30~15:00

場所:有松・鳴海絞会館 大会議室 2階(名古屋市緑区有松3008)

29
御嶽山信仰と尾張の人びと
~その歴史と信仰~

Pコード:633−425

名古屋からも見える木曽御嶽。しかし尾張の人びとにとって、木曽御嶽は遠くから眺めるだけでなく、実際に登拝する霊場でもありました。江戸後期、木曽御嶽の大衆開放に尽力した、尾張出身の行者覚明の事跡や御嶽講の歴史、いまも継承される神降ろし儀礼などをご紹介します。

日時:11/19(土)14:00~15:30

場所:愛知学院大学名城公園キャンパス・アガルスタワー3階『放光台』(名古屋市北区名城3-1-1)

着物で文化祭にお出かけしませんか?
アンティーク着物で、まち歩き。
着物でまちを歩くと、いつもの風景がちょっと楽しくなる。やっとかめ文化祭だけの特別な体験に、
ぜひ着物でお出かけください。

日時:10/ 29(土)、10/30(日)、11/19(土)、11/20(日) 各日9:00~18:00
場所:着物ごっこ ゆんた  名古屋市天白区植田3-705 レスポアール植田110号室 (地下鉄鶴舞線「植田」駅徒歩5分)
料金:5,000円 (着物レンタル&着付け代)

【お問い合わせ】 着物ごっこ ゆんた info@kimonogokko.com (事前のご予約が必要です)