あいだを楽しむ、
ナゴヤ学。
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、
見て・聞いて・体験して、一期一会の物語に出会う
「ナゴヤ学」を開講します。
まちに眠る小さな物語は、
世界への入り口。
過去と未来、経済と文化、まちと世界。
そのあいだで発達した独自の文化を楽しみましょう。
全講座共通
受付は、開始30分前になります。(一部講座を除く)
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1【満席】「尾張国正税帳」に見る豊かさの源流Lコード: 45701
古代諸国の1年間の収支をまとめた決算報告書「正税帳(しょうぜいちょう)」は、律令制下の経済や産業の様子がうかがえる貴重な史料です。尾張国から提出された「尾張国正税帳」にもさまざまな産業や特産品に関する記述が。現代のナゴヤに通じる古代の経済事情を学びます。
日時: 10/23(日)10:00〜11:30 場所: 地下鉄名城線「神宮西」駅 3番出口より徒歩5分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 丸山裕美子(愛知県立大学日本文化学部 教授) -
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2【満席】名古屋の都市計画とアーバニスト・石川栄耀Lコード: 45702
名古屋都市計画の基礎を築いた都市計画家・石川栄耀。石川は「夜の都市計画」論を説き、看板デザインや照明の研究、祭りの立ち上げといった活動を通じて人々が集まり賑わう空間=盛り場の創出に情熱を注ぎました。現代のアーバニストに通ずる石川の思想や成果を学びます。
日時: 10/23(日)14:00〜15:30 場所: 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅 1番出口より徒歩5分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 中島直人(東京大学大学院工学系研究科 准教授) -
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3狂言に学ぶビジネス交流術Lコード: 45703
狂言は、ゆっくり話す、大きく発声する、語尾までしっかり発音する、といった特徴のある芸能。狂言の話し方をビジネスの交流に生かすことができるとしたら?喋り手という意味では広意義で同じ職種ともいえるラジオパーソナリティーとともに、狂言師から“話す術”を学ぶ講座。プレゼンテーションの場面や、大切な会議などのビジネスシーンで狂言を活用してみましょう。
日時: 10/23(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浅間町」駅 1番出口より東へ徒歩10分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 井上松次郎(狂言共同社) 川本えこ(ラジオパーソナリティー) -
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4【満席】秀平さんぽ in 本丸御殿Lコード: 45704
首相官邸などの建築物をはじめ、NHK大河ドラマ題字作成など幅広く活躍する挟土秀平さんが、名古屋城を訪れ、挟土さんの視点で眺める本丸御殿を参加者とともに味わい楽しみます。愛知県庁、有松に続く、秀平さんぽin名古屋シリーズ第3弾は、閉城後の名古屋城本丸御殿を特別公開してナイトクルージング。
日時: 10/27(木)18:00〜19:30 場所: 名古屋城 本丸御殿(名古屋城正門前で17:30に受付開始)名古屋市中区本丸1-1
地下鉄名城線「市役所」駅 7番出口より徒歩5分
料金: 2,000円(別途入場料500円) 定員: 20名 講師: 挟土秀平(左官職人) -
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5蒸し菓子トークと和菓子づくり体験Lコード: 45705
名古屋の和菓子の特徴のひとつに、やわらかい蒸し菓子が多いことが挙げられます。驚くほど柔らかい食感は、他地域にはないもの。羽二重餅、わらび餅、上がり羊羹…。蒸し菓子について学んだ後は、繊細で美しい和菓子を若旦那に手ほどきを受けながら手作りします。お菓子は持ち帰りできます。
日時: 10/29(土)①10:30〜12:30 ②14:30〜16:30 場所: プロ厨房オイシス(みなとアクルスエネルギーセンター)名古屋市港区港明2-3-1(「ららぽーと」の西隣の建物)
地下鉄名港線「港区役所」駅 2番出口より徒歩5分
料金: 2,500円 定員: 各30名 講師: 畑主税(高島屋全店和菓子バイヤー) 名古屋生菓子組合青年会のみなさん -
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6【満席】熱田社の尾張氏・藤原氏の生存戦略Lコード: 45706
熱田神宮の長・熱田大宮司は、古代豪族・尾張氏が代々務めてきました。しかし平安時代後期、尾張氏は京の貴族の庶流である藤原氏に熱田大宮司職を譲ります。大宮司職相伝の背景、両氏が担った役割、上皇や源頼朝ら権力者との関係づくりなど、氏族たちの「生き抜く術」を紹介します。
日時: 10/29(土)14:00〜15:30 場所: 熱田文化小劇場 練習室 名古屋市熱田区神宮3-1-15 北館2F
JR東海道本線「熱田」駅 徒歩1分、地下鉄名城線「神宮西」駅 2番出口より徒歩5分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 青山幹哉(南山大学人文学部 教授) -
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7江戸川乱歩〈少年探偵〉シリーズとシャーロック・ホームズLコード: 45707
『シャーロック・ホームズの冒険』は世界のいろいろな言語で、様々な書き手によって訳され、各国のミステリ作家に大きな影響を与えてきましたが、名古屋ゆかりの作家・江戸川乱歩もその一人です。乱歩がホームズ物にインスパイアされて書いたのが、今も日本の児童文学やポップカルチャーのコンテンツとして息づいている〈少年探偵〉シリーズなのです。コナン・ドイルのミステリが乱歩のミステリに、どんな変化をもたらしたのか。ミステリ小説好きから一歩踏み込んだ読解をしてみたい方、ぜひご参加ください。
日時: 10/29(土)14:00〜16:00 場所: 地下鉄名城線「市役所」駅 2番出口より徒歩8分
料金: 1,000円 定員: 25名 講師: 小松史生子(金城学院大学文学部 教授) -
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81000年以上の歴史を紡ぐ尾張の繊維産業Lコード: 45708
古くから織物の産地として知られる尾州。戦国時代から江戸時代にかけて綿栽培と綿織物の生産が盛んになり、名古屋城下町は一大マーケットとして消費の立場から生産を後押ししてきました。後の我が国最大、世界の3大毛織物産地としての発展の基礎を築いた、近代以前の尾張の繊維産業史をひもときます。
日時: 10/30(日)10:00〜11:30 場所: 名古屋城 本丸御殿 孔雀之間(名古屋城本丸御殿ミュージアムショップ前で9:30に受付開始)名古屋市中区本丸1-1
地下鉄名城線「市役所」駅 7番出口より徒歩5分
料金: 1,000円(別途入場料500円) 定員: 35名 講師: 野田隆弘(公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター人材育成事業コーディネーター) -
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9日本航空機産業史と名古屋Lコード: 45709
日本の航空機産業史をひもとくと、名古屋の地は第一次大戦後にフランスからの航空技術伝習の場となったり、航空機国産化を代表する零式艦上戦闘機が開発・製造されたり、第二次大戦後にはYS-11の最終組立を担当したりと重要な位置を占めていました。こうした名古屋の役割が産業都市名古屋を形作ることとなったのです。
日時: 10/30(日)14:00〜15:30 場所: 名古屋空港直行バス「三菱重工南」バス停下車、とよやまタウンバス「豊山町社会教育センター」バス停下車すぐ、名鉄バス「豊山町社会教育センター」バス停下車すぐ
料金: 1,000円 定員: 25名 講師: 笠井雅直(名古屋学院大学現代社会学部 教授) -
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10『ナゴヤ的デザイン』って 何だろう?Lコード: 45710
老舗の名古屋土産のパッケージなどを手がけるデザイナー・平井秀和氏と、名古屋の食や文化に関する著作を多数出版し、金シャチデザイン蒐集を日々続けるフリーライター・大竹敏之氏と一緒に「ナゴヤ的デザイン」について考えます。
日時: 10/30(日)14:00〜16:00 場所: なごのキャンパス HOME ROOM 名古屋市西区那古野2-14-1
JR・名鉄・地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅 桜通口より徒歩8分
料金: 1,000円 定員: 50名 講師: 平井秀和(デザイナー)大竹敏之(フリーライター) -
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11【満席】【クルーズ名古屋特別便】船上から見る「中川運河」今昔物語Lコード: 45713
中川運河から名古屋港・金城ふ頭エリアを航行する水上バス「クルーズ名古屋」とのコラボ寺子屋。通常は通らない「松重閘門」を見ることのできるルートはやっとかめ文化祭の特別プラン!中川運河の見どころや歴史を学びます。港と運河の間にある水のエレベーターを船で通航する「中川口通船門」を通る体験も。
日時: 11/1(火)11/2(水)各日 10:00〜12:00 場所: あおなみ線「ささしまライブ」駅 改札口前集合(受付後、乗船場に移動)
名古屋駅からバス「ささしまウェルカムバス」も利用可能です。(「グローバルゲート南」下車)
料金: 2,000円(乗船料込み) 定員: 各35名 講師: 柳田哲雄(特定非営利活動法人伊勢湾フォーラム) -
- 11 /03
12【満席】志野流香道 特別講座 聞香体験Lコード: 45714
室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は一般公開していない松隠軒で、前半に香道の歴史や香木のお話を聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞します。最後は香りのゲームである組香も体験します。
日時: 11/3(木・祝)①10:00〜12:00 ②14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浄心」駅より徒歩5分
料金: 3,000円 定員: 各20名 講師: 蜂谷宗苾(志野流香道 21代目家元継承者) -
- 11 /03
13レトロな看板の文字をみつけよう!書いてみよう!のらもじ in 円頓寺Lコード: 45716
古い看板から味のある文字を発見、フォント化し配布する「のらもじ発見プロジェクト」。今回のワークショップでは、円頓寺の商店街を散策しつつ、看板の文字=のらもじから、昭和から令和への町の変化を探ります。散策後、のらもじを手書きして、オリジナルデザインの缶バッジを制作!
日時: 11/3(木・祝)13:00〜17:00 場所: なごのキャンパス Meeting room A 名古屋市西区那古野2-14-1
JR・名鉄・地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅 桜通口より徒歩8分
料金: 1,500円(缶バッジ制作費を含む) 定員: 20名 講師: 下浜臨太郎(のらもじ発見プロジェクト) -
- 11 /03
14名古屋グルメ冊子の先駆け「あじくりげ」で知る「なごやごはん」Lコード: 45715
2016年に惜しまれつつ終刊となった名古屋グルメ冊子の先駆け「あじくりげ」の掲載文などをベースとし、伝統の「なごやごはん」とは実際どんなルーツでどんな食材か、またどんな意味が込められているのかを明らかにします。そこから、今の「なごや飯」との違いをアツく語っていただきます。
日時: 11/3(木・祝)14:00〜16:00 場所: 地下鉄桜通線「高岳」駅 2番出口より徒歩10分
なごや観光ルートバスメーグル「文化のみち二葉館」下車すぐ料金: 1,000円(入館料含む) 定員: 20名 講師: 安田文吉(南山大学名誉教授、東海学園大学客員教授) -
- 11 /05
15名古屋は「食」もど真ん中?東西食文化の比較からLコード: 45717
東の「米味噌」に西の「麦味噌」。東の「そば」に西の「うどん」。醤油も東は「濃い口」、西は「淡口」。その中間、名古屋近辺では、いずれとも異なる味噌、麺類、醤油が好まれます。今回は日本の食文化の多様性から東西の中間形態と呼べそうな名古屋的特色を考えます。
日時: 11/5(土)14:00〜15:30 場所: 愛知学院大学 名城公園キャンパス アガルスタワー 3階「放光台」 名古屋市北区名城3-1-1
地下鉄名城線「名城公園」駅 2番出口より徒歩1分
料金: 1,000円 定員: 30名 講師: 蛸島直(愛知学院大学文学部 教授) -
- 11 /05
16ビジネスに役立つ茶の湯Lコード: 45722
尾張名古屋では茶の湯が盛んで、経済界のお付き合いにも茶の湯が頻繁に登場していたと言われています。なぜ茶の湯がビジネスに必要だったのか。そして、現代においても茶の湯の感性や交流術はビジネスに大いに役立つのでは。数多くの茶会を見てきた料亭主人による、ビジネスマンの視点で茶の湯を学ぶスペシャル企画です。
日時: 11/5(土)14:00〜16:00 場所: 地下鉄名城線平安通乗換「上飯田」駅 3番出口より徒歩2分
料金: 3,500円 定員: 40名 講師: 柴山宗平(志ら玉 主人) -
- 11 /06
17【満席】名古屋初ワインと農業の可能性Lコード: 45712
緑区でワイン用ぶどうの栽培がスタートし、数年後には名古屋初のワインが誕生する予定。緑区近辺は近隣の大高に酒蔵が多くあり、水に恵まれている所。さらには丘陵地を生かした農業ができることからワインづくりにも向いていると考えられます。名古屋初のワイン誕生ストーリーを追いつつ、農業地としての名古屋の可能性を検証します。
日時: 11/6(日)17:30〜19:30 場所: 地下鉄桜通線「国際センター」駅 徒歩8分
料金: 3,000円(ワイン4種の試飲あり) 定員: 30名 講師: 那須亮(ソムリエ)馬場憲之(株式会社ブルーチップ代表取締役) -
- 11 /12
18戦後名古屋の都市空間 ー占領にみるもうひとつの戦災復興ーLコード: 45720
戦後、日本各地で多くの土地や建物が占領軍に接収されました。全国でいち早く戦災復興に着手した名古屋でも住宅やホテル、公園などが対象となり、市街地にはキャンプが設けられました。すべての解除は講和条約発効後の1958年でした。占領という視点から、もうひとつの戦災復興を見つめます。
日時: 11/12(土)10:00〜12:00 場所: 名古屋都市センター11階ホール 名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内
JR・名鉄・地下鉄「金山」駅 南口すぐ
料金: 1,000円 定員: 30名 講師: 角哲(名古屋市立大学芸術工学研究科 准教授) -
- 11 /12
19減災の最先端を学ぶin名古屋大学Lコード: 45721
いずれやってくる大災害。私たちに必要なのは、備えを学び、実践すること。名古屋大学には、最先端の研究が集結する「減災館」があります。“減災都市・名古屋”を目指す、オリジナル講座。講師に立つのは、阪神・淡路大震災など各地で現場対応を経験した災害対策のスペシャリストです。
日時: 11/12(土)10:30〜12:30 場所: 地下鉄名城線「名古屋大学」駅 2番出口より徒歩5分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 西川智(名古屋大学減災連携研究センター 教授)

“まだ知らない名古屋”と出逢うことのできる講座を数多く作り上げてきました。
そして今年は10周年記念事業として企画したスペシャル寺子屋が登場!
やっとかめ文化祭が次の10年に向けて、繋ぎたいテーマを深堀りしてお届けいたします。
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【満席】和菓子で振り返る10年と未来Lコード: 45711
和菓子は名古屋が誇る観光コンテンツ。この10年のトレンド変遷について、講師2人のトークを聞きながら名古屋の和菓子の可能性について参加者とともに考察します。また、やっとかめ文化祭10周年を記念して、名古屋の秋の和菓子が特別提供されるほか、名古屋和菓子セットをお土産でお持ち帰りいただきます。
日時: 10/30(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浅間町」駅 1番出口より徒歩10分
料金: 2,500円(特別仕様の名古屋和菓子アソートセット付き) 定員: 50名+30名 ※ 講師: 畑主税(高島屋全店和菓子バイヤー)
甲斐みのり(文筆家) -
- 11 /06
【満席】堤監督の名古屋学とブラツツミ千種区Lコード: 45718
名古屋市出身の堤監督。自らの作品の根本には、18歳まで過ごした名古屋の街の影響が色濃く残っていると言います。堤監督が考える“名古屋学”についてのトークを聞いた後は、覚王山から出身地である本山近辺を、堤監督に案内してもらう「ブラツツミ」企画です。
※歩きやすい格好でお越しください。日時: 11/6(日)14:00〜16:00 場所: Chocolat覚王山 花壇 名古屋市千種区掘割町2-6-2
地下鉄東山線「覚王山」駅 1番出口より徒歩5分
料金: 2,500円(喫茶代含む) 定員: 20名 講師: 堤幸彦(映画監督) -
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伝統を受け継ぐ次世代たちへLコード: 45719
芸どころ名古屋には芸能をはじめ数々の伝統を受け継ぐ家があります。親から子へ、伝統を受け継ぐということの重みと価値を、次世代ジュニアたちはどう捉えているのでしょうか。また、名妓連の舞妓たちは、先輩のお姉さん方からどんな指導を受けているのか。やっとかめ文化祭初のディスカッション形式で、伝統を受け継ぐことの意味を探ります。
日時: 11/11(金)18:30〜20:00 場所: 地下鉄鶴舞線「大須観音」駅 2番出口より徒歩3分
料金: 1,000円 定員: 130名 講師: 伝統の継承者たち 名妓連組合