「芸どころ」の源を辿る、
千利休とその周縁から。
江戸時代、尾張徳川家のもとで花開いた多彩な芸事は、
今もなお私たちの暮らしに寄り添う文化として、
この地域の人々の心と生活様式に受け継がれています。
「茶の湯」の源流であり「侘び寂び」の大成者である「千利休」
生誕500年を
迎える今年は、お茶や利休にまつわる
ヒト・モノ・コトをテーマに、
過去から現代に続く「芸どころ」の
ココロに触れる公演をお届けします。
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- 11 /03
能「忠度」創作狂言「井戸茶碗」
茶碗をめぐる創作狂言「井戸茶碗」と、平忠度の芸道への強い執心を描いた能「忠度」を上演します。
開場前には演目にまつわる茶道具の事前講座を開催。この日限りの特別プログラムをお楽しみください。 -
- 11 /06
語りで紡ぐ茶のココロ
茶道にまつわる古典落語「井戸の茶碗」をはじめ、お茶や利休から派生した講談、新作の浪曲、また講談や浪曲の源流である節談説教をお贈りします。日本の語りをたっぷりとご堪能ください。
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- 11 /12
弦楽の調べ 和洋でめぐる御当地縁起
1部では蓬莱島とも呼ばれた熱田神宮の伶人・尾張連浜主の長寿縁起から始まる「蓬莱島縁起」や茶の湯の道を紐解く「御茶紀行」他を箏曲の演奏でお届けします。2部では利休の生きた16世紀の西洋音楽以前のグレゴリオ聖歌など、各時代を越える楽曲を西洋楽器と和楽器の合奏でお届けします。和洋共演による斬新な響きと琵琶の語りをお楽しみください。