「芸どころ」の源を辿る ~千利休とその周縁から~
能「忠度」創作狂言「井戸茶碗」
茶碗をめぐる創作狂言「井戸茶碗」と、平忠度の芸道への強い執心を描いた能「忠度」を上演します。
開場前には演目にまつわる茶道具の事前講座を開催。この日限りの特別プログラムをお楽しみください。
日 時 | 11/3(木・祝) 14:00(開場13:00) |
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場 所 | 名古屋能楽堂 |
料 金 | 一般 3,000円 / 学生 1,500円(全指定席) |
※公演はシングル・ペア・3人席を設け、全客席数の70%で実施予定です。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※狂言・能の順に上演します。
創作狂言「井戸茶碗」
シテ:井上松次郎
ある日主人のもとを道具屋が訪ね、口上手にごまかして高価な茶碗を売りつけようとしています。そこへ帰宅した妻は、縁日で買ってきた安価な茶碗と瓜二つだと云い、目利きならばどちらが持参した茶碗か当ててみよと、二つの茶碗を並べ替えると・・・。(狂言共同社WEBサイトより)
FM愛知の創立者で陶芸研究家の本多静雄による原作を、四世井上菊次郎ら狂言共同社の同人たちが洗練。茶道具の見立てが狂言ならではのおかしさにマッチした洒脱な作品です。
FM愛知の創立者で陶芸研究家の本多静雄による原作を、四世井上菊次郎ら狂言共同社の同人たちが洗練。茶道具の見立てが狂言ならではのおかしさにマッチした洒脱な作品です。
能「忠度」
シテ:衣斐愛(宝生流)
西国行脚中の僧が、須磨の浦で桜の若木に花を手向ける老人に出会います。老人の勧めにしたがい桜の木陰で眠った僧の夢の中に、この地で討ち死にした平忠度の亡霊が現れます。忠度は自分の歌が『千載集』で「詠み人知らず」とされた無念を嘆き、一の谷の合戦の様子を語ると、僧に回向を頼んで消えていきます。
武将であり歌人でもある忠度の、芸道への強い執心を描いた能。花びら舞い散る桜を想像しながら、文武両道の美意識を味わいたい作品です。
武将であり歌人でもある忠度の、芸道への強い執心を描いた能。花びら舞い散る桜を想像しながら、文武両道の美意識を味わいたい作品です。
イヤホンガイド
日本語|米田真理(朝日大学経営学部教授) / 英語|奥田小夜子 (能楽イヤホンガイド名古屋)
※演能の解説が聞ける受信機を無料でお貸しします。(日本語/英語)
Noh performance Guide Rent-free for a wireless headset.(Japanese/English)
狂言及び能解説丨米田真里(朝日大学経営学部教授)
公演がより楽しくなる事前講座
茶席のお道具で能楽を楽しもう!
古美術 御洒洛の木村哲央が講師となり、公演の演目「忠度」と「井戸茶碗」にまつわる茶道具の事前講座を開催します。実物をご覧いただきながら、演目に関連した作品のエピソード等が学べますので、公演をより一層お楽しみいただけます!
- 日時
- 11/3(木・祝)12:30〜13:30(開場12:00)
- 場所
- 名古屋能楽堂 会議室
- 定員
- 40名
- 料金
- 入場無料・要整理券(公演チケットとは別に整理券が必要です)
- 受付
- 名古屋市文化振興事業団チケットガイド、名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口でもお求めいただけます。
※整理券は9/7(水)9:00より先着受付。 ※お一人様2枚まで。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
やっとかめ文化祭 特別協賛事業
名古屋能楽堂企画展 「負修羅物」展
やっとかめ文化祭で上演される能「忠度」のように、能では負け戦の武将を主人公とした負修羅物と呼ばれるジャンルがあります。今回の名古屋能楽堂企画展では、負修羅物の中でも特に忠度をはじめとした平家方の武将の演目に関連する装束や能面等をご紹介します。
- 会期
- 9/7(水)〜11/14(月) 9:00〜17:00
(最終日は15:00まで) - 場所
- 名古屋能楽堂 展示室
- 料金
- 入場無料

企画:名古屋能楽堂
チケットの取扱い
9/7(水) 9:00 発売
■ 芸どころ名古屋舞台
- 名古屋市文化振興事業団チケットガイド(平日9:00~17:00/郵送可)
-
TEL:052-249-9387
※市内文化小劇場、芸術創造センター、青少年文化センター、名古屋能楽堂など、名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口(土日祝日も営業)でもお求めいただけます。
※工事休館等がありますので、各施設のwebサイトでご確認ください。 - https://teket.jp/1478/15131