芸どころ名古屋舞台

芸どころ名古屋舞台

そこしれぬ芸の世界。
武家の人々に愛された能楽から、町人をトリコにした大衆芸能まで。
このまちの懐の深さは、伝統芸能の舞台を見ずして語ることはできません。
あなたの想像もつかないほどの世界が、
名古屋には、実はまだまだ広がっているのです。
古典の日・文化の日記念
1
能楽堂に舞い唄う
恋は神代の昔から
 
Pコード:270−626

多彩を誇る名古屋邦楽が一堂に集い、永遠のテーマに挑みます。まず、門外不出から解放された古代の雅楽。初代が築いた名古屋長唄杵三派の演奏。爪弾きを現代の音楽にと小唄ロマン。新しい芸能の創造へと語り舞。江戸文化の粋、歌舞伎舞踊の華やかさ「二人椀久」。京大阪で発達、古都の暮らしや風俗を描く地唄舞「十二月」。風格と諧謔を交えてことしのテーマをしめくくります。

日時:11/3 (火・祝) 14:00〜
会場:名古屋能楽堂
入場料:一般 3,000円 / 学生1,500円(全自由席)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

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やっとかめ文化祭 特別協賛事業
名古屋能楽堂 展示室特別企画展「能楽写真家協会創立10周年記念 能楽写真展」
日時:10/28(水)〜11/24(火)9:00〜17:00(最終日は15:00まで) 入場無料
2
青のゆらぎ
~LEDキャンドル能~
Pコード:445−711
能 「俊寛」シテ:俊寛僧都 久田勘鷗
『平家物語』を題材とした能です。平家政権へのクーデターを企てた罪で、俊寛と成経・康頼は鬼界が島に流され、励まし合いながら暮らしています。そこへ、赦免状を持って都からの使者がやってきます。やっと都に帰れると喜ぶ三人。だが、都に帰れるのは成経・康頼の二人だけで、俊寛は船に乗ることはできません。すがるように後を追う俊寛を振りきって、船は沖へと漕ぎ出され、俊寛は一人とり残されてしまいました。

狂言 「入間川」シテ:大名 井上松次郎
東国の大名が、都から帰国する途中、入間川にさしかかります。当地の人から、ここは深いので上流へ回って渡るよう教えられますが、大名は忠告に従わず、深みにはまってずぶ濡れに。大名は、この土地特有の「入間様」だと思ったのにと怒ります。入間様とは、嬉しいときに「嬉しくない」という逆さ言葉のこと。大名は成敗するぞと脅しますが、入間様なら、逆に成敗しない意味では?結局二人は、仲良く言葉遊びをすることになって…。

日時:11/5 (木) 18:30〜
会場:名古屋能楽堂
入場料:一般 3,000円 / 学生1,500円(全自由席)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

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3
乱歩からの招待状
~江戸川乱歩没後50年・名勝「東山荘」に偲ぶ~
Pコード:445−713

三重県名賀郡名張町(現・名張市)に生誕した江戸川乱歩は、3歳から高校卒業までの人生で最も多感な時期を名古屋市内で過ごしました。そして18歳で上京し、早稲田の学生となった大正元年、今回の舞台である名勝「東山荘」が着工されるのです。10年余を経てやっと完成した「東山荘」。そして運命の大正14年。乱歩は、名古屋在住の恩師で先輩作家の「小酒井不木」を初めて名古屋に訪問します。そしてその年10月には、後輩の横溝正史も連れて、小酒井先生を再訪問…。賢明な読者諸君なら、もうお気づきのことでしょう。もしその年の来名の際、何かのはずみで三人の推理作家が完成直後の東山荘を訪ねていたら…。そしてもしそこで、世にも不思議な事件が起きたりしたら…。これは探偵小説マニアと国の登録文化財施設を、時空を超えて結びつける、全く新しいミステリーツアーなのです。

日時: 11/12(木)①14:30〜
       13(金)①10:30〜 ②12:30〜 ③14:30〜
      14(土)①10:30〜 ②12:30〜 ③14:30〜
      15(日)①10:30〜 ②12:30〜
     [各回30名様限定公演]
会場:名古屋市東山荘
入場料:一般 3,000円 / 学生1,500円(日時指定・自由席)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
作・演出:はせ ひろいち 進行・出演:劇団ジャブジャブサーキット

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4
受け継がれる語りの世界
Pコード:445−714

名古屋に息づいている「語り」を基にした公演です。「節談説教」をはじめ、「落語」、「講談」、「平家物語の朗読」、「熱田神戸夜噺」など、バラエティに富んだ語りを一堂に集めました。名古屋で活躍している方々による個性溢れる話芸で、皆さまを語りの世界へいざないます。

日時:11/14 (土) 14:00〜
会場:大須演芸場
入場料:一般 2,500円 / 学生1,500円(全自由席)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

  • 「想い草」都々逸〜熱田神戸節
  • 端唄 華房流華の会 華房真子(どど一真子)華房小真(どど一小真)他
  • 節談説教
  • 祖父江佳乃
  • 名古屋講談
  • 古池鱗林
  • 落語「道具屋」
  • 雷門幸福
  • 朗読「平家物語」より「祇園精舎」「足摺」「先帝身投」
  • 天野鎮雄
  • 司会:古池鱗林
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5
大正琴で聴く日本の音色
~名古屋で生まれた日本の楽器~
Pコード:270−659

第1部:大正琴でたどる流行歌の歴史
第2部:大正琴で歌う名曲の数々

日時:11/20 (金) 16:00〜
会場:青少年文化センター アートピアホール
入場料:1,000円(全自由席)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

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