あいだを楽しむ、
ナゴヤ学。
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、
見て・聞いて・体験して、一期一会の物語に出会う
「ナゴヤ学」を開講します。
まちに眠る小さな物語は、
世界への入り口。
過去と未来、経済と文化、まちと世界。
そのあいだで発達した独自の文化を楽しみましょう。
全講座共通
受付は、開始30分前になります。
それ以前にご来場いただいてもお入りいただけません。
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1あんこトークと和菓子づくり体験Lコード: 46001
名古屋が和菓子天国であることは、広く知られています。同様に小倉トーストも名古屋名物のひとつ。小倉トーストと和菓子、両方の側面からあんこを語り合います。あんこトークの後は、繊細で美しい和菓子を若旦那に手ほどきを受けながら手作りします。お菓子は持ち帰りできます。
このほか、やっとかめ文化祭DOORSの和菓子企画いろいろあります!日時: 10/28(土)10:30〜12:30 場所: プロ厨房オイシス(みなとアクルスエネルギーセンター)名古屋市港区港明2-3-1(「ららぽーと」の西隣の建物)
地下鉄名港線「港区役所」駅より徒歩5分
料金: 3,000円 定員: 70名 講師: 名古屋生菓子組合青年会のみなさん
小倉トースト普及委員会 -
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2【満席】中村遊廓と名楽園 〜開廓から100年!史料からたどる遊興街の姿〜Lコード: 46002
大正時代、中村は名古屋市に編入されたばかりの農村でした。大正12年、その見渡す限りの原っぱに「中村遊廓」が現れます。遊廓設置を機に発展した大門地区は、今年でまちの誕生から100年を迎えます。今回、中村遊廓の成立から赤線「名楽園」へと姿を変え廃業に至るまで、その変遷をたどる講座を開催。現地調査だけでなく、史料を読み込んで日々情報を探し続けているおふたりにそれぞれ、「戦前」「戦後」の中村遊廓に関する最新の調査結果を語っていただきます。 ≫ 同日午後には、まち歩きなごやにて
中村遊廓跡地を歩くツアーを開催します。日時: 10/29(日)10:00〜11:30 場所: 地下鉄桜通線「太閤通」駅より徒歩8分、地下鉄東山線「中村日赤」駅より徒歩10分
料金: 1,500円 定員: 40名 講師: ことぶき、春は馬車に乗って(東海遊里史研究会) -
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3名古屋の伝統産業 ~なごやのお仏壇のはなし~Lコード: 46003
名古屋には良質の原材料と優れた技術を持つ職人を基盤として多くのモノづくり産業が古くから存立しています。そのなかでも「名古屋仏壇」は、その豪華さや精巧な造りから単なる宗教用具の域を越えて、芸術品とまで賞される名古屋を代表する逸品ですが、意外と知られていません。みなさんの家のお仏壇をいま一度見直してみてはいかがでしょうか?
日時: 11/1(水)18:30〜20:00 場所: 愛知学院大学 名城公園キャンパス アガルスタワー 3階「放光台」名古屋市北区名城3-1-1
地下鉄名城線「名城公園」駅2番出口より徒歩1分
料金: 1,500円 定員: 30名 講師: 林伸彦(愛知学院大学経営学部教授) -
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4志野流香道 特別講座 聞香体験Lコード: 46004
室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は一般公開していない松隠軒で、前半に香道の歴史や香木のお話を聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞します。最後は香りのゲームである組香も体験します。
日時: 11/3(金・祝)①10:00〜12:00 ②14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浄心」駅より徒歩5分
料金: 3,500円 定員: 各20名 講師: 蜂谷宗苾(志野流香道 21代目家元継承者) -
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5中学生から学ぶ名古屋の未来像Lコード: 46005
名古屋はこれからどんなまちになっていくのか。名古屋の文化にはどんな未来が待っているのか。未来の名古屋を背負って立つ中学生のみなさんに、名古屋の未来像を語っていただくトークセッションを開催します。自由で豊かな発想力で中学生が描く名古屋の未来像を、ともに想像しながら創りあげましょう。
日時: 11/4(土)10:00〜12:00 場所: 地下鉄桜通線「車道」駅 1番出口より徒歩10分、市バス「徳川園新出来」停より徒歩4分、市バス「山口町」停より徒歩7分
料金: 1,500円 定員: 50名 講師: 東海中学校 生徒有志 -
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6「短歌合戦」で迫る青木 穠子 と 浅野梨郷 ~名古屋歌壇と短歌会館~Lコード: 46006
名古屋を代表する歌人である、青木穠子と浅野梨郷。両者の短歌を用いて、中京大学文学部アクティブ・ラーニング研究会が、参加者の皆さんと一緒に短歌合戦を行います。両者の人物像や短歌が詠まれた時代背景などを基に、短歌の気に入ったところをトークすることで、短歌の秘めた新たな魅力を知ることが出来ます。
日時: 11/4(土)13:00〜14:30 場所: 名古屋市短歌会館 3階 集会室 名古屋市中区錦2-13-22
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅 1番出口より徒歩5分
料金: 1,500円 定員: 35名 講師: 中京大学文学部アクティブ・ラーニング研究会
小塩卓哉(中京大学文学部客員教授、研究会顧問) -
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7熱田のまちづくりと利他Lコード: 46007
熱田まつりや、2021年復興のまきわら祭り、熱田のまちづくり活動において、ゼミのテーマである経済と利他の視点を確認しつつ、熱田とまちづくりとの関係を探ります。濱口ゼミがコーディネーターとなって研究調査し、講座をつくる新企画。講師は地元熱田で地域の為に活動している神谷秀典氏です。
日時: 11/4(土)15:00〜17:00 場所: 名古屋市立大学 滝子キャンパス 3号館101教室 名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1
地下鉄桜通線「桜山」駅 5番出口より徒歩12分
料金: 1,500円 定員: 50名 講師: 神谷秀典(神谷サイクル) -
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8名古屋のまちの観察学 〜金シャチ vs 片手袋〜Lコード: 46008
見慣れた風景でも、視点を変えて歩くと町はいつだって面白い!名古屋にあふれる金シャチを蒐集するフリーライター・大竹敏之氏、路上に落ちている片方だけの手袋=片手袋を観察し続ける片手袋研究家・石井公二氏。一見バカバカしい観察の軌跡から、まちが、時代が、人が見えてくるー!? ≫ 同日午後には、まち歩きなごやにて
「金シャチ vs 片手袋」実践編を開催します。日時: 11/5(日)10:30〜12:00 場所: 地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅 1番出口、鶴舞線・桜通線「丸の内」駅 5・6番出口より徒歩5分
料金: 2,000円 定員: 50名 講師: 大竹敏之(フリーライター)
石井公二(片手袋研究家) -
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9地鶏1号・名古屋コーチン、驚きの歴史に迫る!Lコード: 46009
名古屋コーチンの発祥の地は実は小牧市。さらにコーチンの歴史は明治時代にさかのぼり、元尾張藩士が誕生させました。そんな歴史をひもときながら、実際にひきずり鍋(鶏肉のすき焼き風郷土料理)もご試食いただきます。その味わい、一度食べたら引きずりますよ~。
日時: 11/5(日)14:00〜16:00 場所: 名古屋駅・栄駅から名鉄バス桃花台東行で「小牧市役所前」下車 徒歩5分、名鉄小牧線「小牧」下車 徒歩20分
料金: 2,000円(ひきずり鍋試食付き) 定員: 30名 講師: 名古屋コーチンひきずり伝承有志の会 -
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10【満席】方言学視点で捉える名古屋“らしさ”Lコード: 46010
言語学のうち、地域のことばを研究する「方言学」。研究では、語彙やアクセントの特徴だけでなく、地域に根差すコミュニケーションのかたち、価値観などにも注目するといいます。方言学を通して浮かび上がる、名古屋の“らしさ”とは?東京出身で現在は名古屋在住の研究者と、名古屋出身の父を持つ言語オタクとともに検証してみましょう。
日時: 11/5(日)17:30〜19:30 場所: レンタルスペースTsugumi 名古屋市千種区内山3-28-1 2階
JR中央線「千種」駅地上出口・地下鉄東山線「千種」駅 4番出口より徒歩3分
料金: 1,500円 定員: 45名 講師: 椎名渉子(名古屋市立大学大学院人間文化研究科日本文化コース准教授)
水野太貴(ゆる言語学ラジオパーソナリティー) -
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11ヤマトタケルとミヤズヒメの 恋物語Lコード: 46011
熱田神宮の御神体である「草薙剣」は、ヤマトタケルとミヤズヒメの恋物語がキッカケ!という視点で、ミヤズヒメの人物像や尾張の勢力とヤマト王権の関係性をひもときます。後半は、ヤマトタケルとミヤズヒメの恋愛ストーリーを現代小説にすると仮定して、小説家からストーリー構築術を学びます。
日時: 11/10(金)18:30〜20:30 場所: 名古屋都市センター 14階 第3会議室 名古屋市中区金山1-1-1 金山南ビル内
地下鉄名城線「金山」駅より徒歩3分
料金: 2,000円(熱田のお茶と和菓子付き) 定員: 30名 講師: 丸山裕美子(愛知県立大学日本文化学部教授)
西山ガラシャ(小説家) -
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12「有松・鳴海絞」~自分で絞る、染める、ほどく~Lコード: 46012
いくつもの工程を経てできあがる有松・鳴海絞。専門の職人たちが分業で制作するのも特徴です。今回は、括り職人のレクチャーのもと、手ぬぐいに縫い絞りを施し、染色工場にて染色職人と一緒に染め、ほどくまでの、手ぬぐいを仕上げる工程を体験します。
日時: 11/11(土)①10:00〜12:30 ②14:00〜16:30 場所: 名鉄名古屋本線「有松」駅より徒歩5分
料金: 4,000円(入館料込み、やっとかめ文化祭オリジナル手ぬぐい付き) 定員: 各10名 講師: 荒川泰代(伝統工芸士・括り職人)
濵島正継(染色職人) -
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13仏教瞑想とマインドフルネス ~名古屋の駄菓子を食べながら実践~Lコード: 46013
「いま、ここでのありのままの気づき」を強調する現代マインドフルネスは、医療、教育、スポーツなど多様な領域に広がっています。この講座では、マインドフルネスの特徴やその背景となる仏教瞑想との関係について説明したうえで、いくつかの実践をしながら理解を深めていきます。
日時: 11/11(土)10:00〜11:30 場所: 愛知学院大学 名城公園キャンパス アガルスタワー 3階「放光台」 名古屋市北区名城3-1-1
地下鉄名城線「名城公園」駅2番出口より徒歩1分
料金: 1,500円(駄菓子付き) 定員: 30名 講師: 伊藤雅之(愛知学院大学文学部宗教文化学科教授) -
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14名古屋電灯を生んだ2人の尾張藩士Lコード: 46014
失職した士族の救済を目的に明治政府が実施した「士族授産」のうち、名古屋地域で電灯事業を展開した「名古屋電灯」は、数少ない成功例といわれています。会社創設のターニングポイントとなったのは、かつて尾張藩士として活躍した丹羽精五郎と宇都宮三郎の、偶然の出会いでした。近代名古屋の礎を築いた元藩士たちの軌跡を追います。
日時: 11/12(日)10:00〜11:30 場所: 栄ガスビル 5階 クイーンルーム 名古屋市中区栄3-15-33
地下鉄東山線・名城線「栄」駅 6番出口より徒歩5分 地下鉄名城線「矢場町」駅 6番出口より徒歩2分
料金: 1,500円 定員: 30名 講師: 浅野伸一(中部産業遺産研究会副会長) -
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15お茶会に出掛けてみようLコード: 46015
茶の湯が盛んな歴史を持つ名古屋には、気軽に参加できるお茶会が数多くあります。初心者でも気おくれすることなくお茶会を楽しむにはどうしたらいいの?そんな素朴な疑問に答える形で、初心者向けのお茶会を開催します。「お茶会の所作やマナーがわからない」という方にぜひご参加いただきたい内容です。
日時: 11/12(日)11:00〜13:00 場所: 地下鉄桜通線「高岳」駅1番出口より徒歩10分、市バス「清水口」停より徒歩3分
料金: 3,500円 定員: 40名 講師: 伊藤宗房(裏千家名誉師範) -
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16芭蕉と鳴海千代倉家 〜千代倉歴史館のオープンを記念して〜Lコード: 46016
東海道鳴海宿で400年以上続く千代倉家(下郷家)は、庄屋や年寄も務めた商家で、芭蕉も何度か訪れ親しく交流しました。芭蕉ゆかりの品や代々当主が記した『千代倉家日記』などが今に伝えられ、11月にオープンする「千代倉歴史館」で一部展示公開されます。講演の後、「千代倉歴史館」の展示を見学し、誓願寺(芭蕉木像・供養塔)、芭蕉句碑などをめぐります。
日時: 11/12(日)14:00〜16:00 場所: 名鉄名古屋本線「鳴海」駅 西口より徒歩3分
料金: 1,500円(別途入館料必要) 定員: 30名 講師: 山本祐子(元名古屋市博物館学芸員) -
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17まちに生き続けるデザイン 〜杉本健吉の足跡をたどって〜Lコード: 46017
名古屋出身の図案家・画家、杉本健𠮷。名古屋市営地下鉄のシンボルマークをはじめ、杉本氏が手がけた作品は今なお名古屋のまちなかで目にすることができます。長く親しまれるデザインにとって、大切なこととは何か。杉本氏と親交のあった木本文平氏と、愛知県出身のグラフィックデザイナー・廣村正彰氏とともにひもといていきます。
日時: 11/16(木)18:30〜20:30 場所: カンディハウス名古屋 名古屋市東区代官町35-16 第一富士ビル1階
地下鉄東山線「新栄」駅 1番出口より徒歩8分
料金: 1,500円 定員: 40名 講師: 木本文平(碧南市藤井達吉現代美術館館長)
廣村正彰(グラフィックデザイナー) -
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18【満席】地質学者と見る!名古屋城の石垣Lコード: 46018
名古屋城築城にあたり、資材調達に奔走した大名たち。天下人の権威の象徴と言われる石垣は、地質学的に見れば「岩石の博物館」のようでもあります。石垣にはどんな岩石が使われ、岩石からどんなことがわかるのか。前半、座学で岩石の基礎知識に触れ、後半は名古屋城の石垣を見学します。
日時: 11/18(土)10:00〜12:00 場所: 地下鉄名城線「名古屋城」駅7番出口より徒歩5分
料金: 1,500円(別途観覧料500円) 定員: 35名 講師: 西本昌司(愛知大学教授) -
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19宗春・芝居・大向う ~芸処名古屋をめぐって~Lコード: 46019
名古屋を活気づけ「芸処名古屋」に導いた宗春公の経済活性化と産業振興政策。その時代、名古屋で盛んだった「歌舞伎」を引き立てる「大向う」。威風堂々の宗春公ヒストリーと「大向う」での声掛けで、コロナ禍後の体に元気を取り込みつつ、芸能鑑賞の幅を広げていきましょう。
日時: 11/18(土)14:00〜15:30 場所: 名古屋能楽堂 地下1階 稽古室 名古屋市中区三の丸1-1-1
地下鉄鶴舞線「浅間町」駅 1番出口より徒歩10分、地下鉄名城線「名古屋城」駅 7番出口より西へ徒歩12分、市バス「名古屋城正門前」下車すぐ(栄13号系統、栄27号系統、西巡回系統)、なごや観光ルートバスメーグル「名古屋城」下車すぐ
料金: 1,500円 定員: 25名 講師: 安田文吉(南山大学名誉教授、東海学園大学客員教授)
波多野洋七(芝屋の間男)