芸どころ名古屋舞台

芸どころ名古屋舞台

芸どころ名古屋、ここにあり。
武家の人々に愛された能楽から
町人をトリコにした大衆芸能まで。
懐の深い、芸どころ名古屋の魅力をたっぷり詰め込んだ
珠玉の舞台公演。
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能「草薙」狂言「昆布売」
Pコード:453−533
能 「草薙」シテ:衣斐正宜(宝生流)
三種の神器にまつわる、中世の神話劇。
比叡山の恵心僧都(えしんのそうず)が熱田の宮で天下泰平を祈願する最勝王経(さいしょうおうきょう)を講じていると、花売りの男女がやってきます。二人は夫婦であり、「草薙の神剣を守る(よわい)」と「齢を延ぶる仙女」だと明かして姿を消します。そして、夜になって現われたのは日本武尊(やまとたけるのみこと)橘姫(たちばなひめ)(みこと)でした。尊の霊は最勝王経の功徳に感謝し、敵に火をかけられた時に()が草薙の剣で草を薙ぎ払い難を逃れ、世を治めたことを物語ります。神話を題材とした、宝生流でしか上演されない能です。
※イヤホンガイド
演能の解説が聞ける受信機を無料でお貸しします。(日本語/英語)
Noh performance Guide
Rent-free for a wireless headset.(Japanese/English)


狂言 「昆布売」シテ:松田髙義(和泉流)
昆布売りと大名の立場が逆転!? 物売りの楽しい芸が見どころ。
お供がいないため、誰かに太刀(たち)を持たせようともくろむ大名。彼は通りがかりの若狭の小浜の昆布売りに同行を求め、無理矢理太刀を持たせます。家来のように扱われたことに腹を立てた昆布売りは、太刀を抜いて大名を脅し、昆布を売らせます。しかたなく「謡節(うたいぶし)」「舞節(まいぶし)」などで歌って売り始める大名ですが…。縁起物の昆布の売り声にご注目ください。

日 時 11/3(木・祝)14:00(開場13:30)
場 所 名古屋能楽堂
料 金 一般 3,000円/学生1,500円(全自由席)

※未就学児の入場はご遠慮ください。
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やっとかめ文化祭 特別協賛事業
名古屋能楽堂 特別企画展 「尾張の美-名古屋友禅-」
名古屋友禅の美しさの特徴は、単彩濃淡調の渋さにあります。 尾張徳川の時代から続く伝統工芸を、ぜひお近くでご覧ください。

会期:10/29(土)〜11/24(木)9:00〜17:00(最終日は15:00まで)
場所:名古屋能楽堂 展示室


チケット取扱いチケット9月7日 (水) 発売