能や狂言、歌舞伎は、人が集い行き交うまちかどから生まれ、楽しまれてきました。
やっとかめ(名古屋弁でいう、お久しぶりの意)に、伝統芸能がまちかどに復活。 芸どころ名古屋のストリートが賑やかによみがえります。
買い物ついでに、仕事帰りにちょっと立ち寄って、楽しんでいきませんか。
昨年度の辻狂言の様子
狂言は、室町時代に成立した、日本で一番古い喜劇です。 電気もマイクもない時代のこと、明治時代になるまでは野外で演じられていました。
「辻狂言」は、昨年、全国で初めて開催された狂言のストリートライブ。
当時のままに、まちかどで庶民の喜怒哀楽を描きます。 今も昔も変わらない人間の姿はちょっぴり愛おしく、思わず笑みがこぼれるはず。 何百年にもわたって日本人を楽しませてきた喜劇をどうぞお楽しみください。
- 出演
- 井上松次郎、佐藤融、佐藤友彦、野村又三郎 ほか
- 曲目・予定
- 蝸牛・萩大名・墨塗・因幡堂など、全16曲(各日別演目)
- 公演数
- 全16公演
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辻狂言を1回見るたびに、狂言師の皆さんがスタンプを1個押してくれます。 ハッピーな笑い声を集めて、幸せ気分を味わいましょう!素敵な記念品もご用意しています。
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辻狂言を見たあとは、狂言師の皆さんによる解説や、狂言をプチ体験。 特徴のあるセフや、仕草を体験します。 太郎冠者になりきって、まちなかで大声で笑いましょう!
四間道レストラン MATSUURA
(シケミチレストランマツウラ)
辻狂言の全16会場のうち、1つは江戸時代の蔵を会場にご用意しました。 歴史が降り積もる場所で、フランス料理に舌鼓をうちながら、狂言を楽しむ特別な夜です。
日時:11月6日(木) 19:00~
会場:四間道レストラン MATSUURA
料金:8,000円 ※食事料金を含みます。
定員:30名
- 出演
- 井上松次郎、佐藤融、野村又三郎
- 曲目・予定
- 鏡男
- あらすじ/長らく都に滞在していた男。ようやく帰国できることになり、故郷で待つ妻への土産を探し求めます。通りがかった道具屋で見つけたものは…。
路上劇
京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
所蔵番号(AN.2679-31)
茶会
イメージ図
尾張名古屋はお茶処。江戸時代には、藩が禁止令を出すほど、茶事が大流行しました。 茶の湯文化は、武士から町人にいたるまで広く浸透し、身近なものとして親しまれていました。「街茶」は、茶道工芸の三代目を継ぐ金工師の長谷川竹次郎と若き仲間達が、まちなかで開く茶会。 日常の風景の中で楽しむ、古くて新しいスタイルの茶会を提案します。
日時:11月8日(土)11:00~17:00(受付は16:30まで)
会場:ナディアパーク2階アトリウム
入場料:1,500円(1名様3席セット券)
※200名様限定。なくなり次第終了となります。
- 3つのスタイルの茶会をお楽しみいただけます。
- Special thanks:
長谷川竹次郎、竹内紹敬、小林憲司