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ナゴヤ面影座
『面影実験劇 卒塔婆小町・葵上』
今回は演劇です。これまで面影座では講義、演奏、ワークショップを試みてきましたが、今講は演劇公演をオンライン配信します。過去6講で扱ってきた、歌、能、科学、映像、詩の多様なテーマを一途に演劇という表現に落とし込もうという試みです。言うなれば面影実験演劇です。演目はなんと三島由紀夫原作の『近代能楽集』より「卒塔婆小町」と「葵上」の2作品。三島は謡曲「卒塔婆小町」で原典のもつ老婆と高僧との物語を近代版におきかえて再編集しました(1956年)。老いと若さ、物と心、聖と俗、一瞬と永遠…これらに象徴される一対構造は、昨今増々フラット化する現代にこそ再再編集すべきものだと考えます。オペレッタ風の極めて俗悪且つ常套句な三島世界が2021年にどう面影劇されるか。目撃あれ!
配信期間 | 10月23日(土)~11月14日(日) |
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配信場所 | やっとかめ文化祭 YouTubeチャンネル |
出演 | 面影座の人々 |