芸どころ まちなか披露

芸どころ まちなか披露

街角で紡がれる、都市の物語。
いつもの街角を彩る、芸能や音楽。
都市の〈あいだ〉に紡がれる、小さな物語。
現代のストリートから、都市の文化を見つめる
名古屋発のプロジェクト。
妖しさ満点、脳ミソぐるぐる。人気劇団と不木の世界。
5
少年王者舘
演劇 「人工恋愛双曲線」
前回公演より撮影:羽島直志

Pコード:636-657

愛知県の生んだ小酒井不木の生んだ百を越える小説群のエレメントを、とろとろになるまでグツグツ煮込み、毒と心臓と探偵とあやかしとごまかしと犯人と分身と網膜と偶然と卒倒と錯誤と月と血と猫と詩と科学と犬神と躓きと覚醒と催眠と容疑者と遊技者と手術と酒壜と贈り物と脅迫状とアリバイと接吻と闘争と逃走と監獄と大須と沈黙と名古屋と哄笑と恐怖と宝石が渾然一体したブキみめ麗しい味の缶詰めにいたします。

少年王者舘

1982年3月、「劇團少年王者」として『月光遠方通信』(於:名古屋・七ツ寺共同スタジオ)で旗揚げ。 1985年、「少年王者舘」と改称。以来、多くの作品を名古屋・大阪・東京の3都市で上演。 映像や音響を駆使してイメージを喚起させる手法、「死から生を見つめる視点」と評される世界観、言葉遊びを多用した脚本、メンバーの振り付けする幾何学的ダンスなど、少年王者舘ならではの舞台に根強い人気がある。

小酒井不木
1890年~1929年。愛知県蟹江町出身。
愛知県立第一中学校(現旭丘高校)から東京大学医学部に入学。大学院へ進み、血清学・生理学を専攻。1917年東北大学医学部助教授となり欧米留学を果たすが、肺結核のため帰国。法医学や海外探偵小説への知識をかわれ、「新青年」に評論を寄稿するようになる。創作も手掛け、「呪われの家」、「恋愛曲線」、「人工心臓」など医学的犯罪小説を意欲的に発表。江戸川乱歩が『二銭銅貨』でデビューする後押しをしたことでも知られ、没後、乱歩の監修で全集が改造社から刊行された。
脚本・演出:天野天街
1960年愛知県一宮市生まれ。
1982年少年王者舘を旗揚げし、名古屋を拠点として全国的に活躍。幅広いジャンルの舞台演出を多数手掛ける傍ら、漫画、デザイン、エッセイ等の分野でも活躍。1994年短編映画「トワイライツ」を監督し、オーバーハウゼン国際短編映画祭グランプリ受賞、メルボルン国際映画祭短編部門グランプリ受賞。名古屋演劇ペンクラブ賞、愛知県芸術文化選奨受賞など受賞歴多数。
日 時 日時:
11/2(木)19:30~
11/3(金・祝)19:30~
11/4(土)14:00~ / 19:30~
11/5(日)14:00~ / 19:30~
11/6(月)14:00~ ★/ 19:30~
11/7(火)19:30~
11/8(水)14:00~

★…アフタートーク:天野天街(少年王者舘)×小松史生子(金城学院大学文学部教授)
場 所 七ツ寺共同スタジオ(名古屋市中区大須2丁目27-20)
料 金 一般 3,500円 / 学生 2,000円(日時指定・自由席)
出演
珠水、夕沈、宮璃アリ、池田遼、岩本苑子、井村昂 | echo 他
企画協力
小松史生子(金城学院大学文学部教授)
制作協力
紺野ぶどう(大名/Contondo)
※開場は開演の30分前です。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取扱いチケット9月6日 (水) 発売

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