あいだを楽しむ、
ナゴヤ学。
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、
見て・聞いて・体験する「ナゴヤ学」を開講します。
過去と未来、経済と文化、まちと世界。
そのあいだで発達した独自の文化を楽しみましょう。
全講座共通
受付は、開始30分前になります。(※19「茶席の亭主と正客」を除く)
- ◎寺子屋コーディネーター
- 全21講座のうち、いくつかを寺子屋コーディネーターの方に企画していただきました。
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1 志野流香道 特別講座 聞香体験
Pコード: 645-731
室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は、普段は一般公開していない松隠軒です。前半に香道の歴史や香木のお話を聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞します。最後は香りのゲームである組香も体験します。
日時: ①10:00〜12:00 ②14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浄心」駅より徒歩5分
料金: 3,000円 定員: 各回15名 講師: 蜂谷宗苾(志野流香道 21代目家元継承者) -
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2 名古屋の仏教寺院と縁日
Pコード: 645-732
名古屋には、大須観音(北野山真福寺宝生院)や覚王山日泰寺など、“縁日”の拠点となっている寺院が複数存在しますが、その歴史的背景はさまざまです。本講座では、それらの寺院や縁日の由来とともに、日本社会における“縁日”の意義・役割などをお話します。
日時: 10/24(土)16:00〜17:30 場所: 愛知学院大学 名城公園キャンパス アガルスタワー3階「放光台」
名古屋市北区名城3-1-1地下鉄名城線「名城公園」駅2番出口より徒歩1分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 石田尚敬(愛知学院大学文学部 准教授) -
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3 名古屋の喫茶店文化 〜愛される理由を探るワークショップ〜
Pコード: 645-733
名古屋人の生活に不可欠な喫茶店。なぜ名古屋人はこんなに喫茶店が好きなのか?その秘密をご当地ベストセラー『名古屋の喫茶店』著者が解説します。また、コメダ珈琲店の名物デザート・シロノワールつくり体験も!名古屋喫茶をより好きになるワークショップです。
日時: 10/25(日)10:00〜12:30 場所: 地下鉄「車道」駅3番出口より徒歩2分
料金: 2,000円 定員: 10名 講師: 大竹敏之(フリーライター)
伊藤綾子(コメダ珈琲店) -
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4 あんこトークと和菓子づくり体験
Pコード: 645-735
和菓子屋のあんは、お店によって味わいが異なることをご存知ですか?利きあんをゲームのように楽しみ、名古屋和菓子屋の若旦那に解説していただきながら実食!その後は、繊細で美しい和菓子をプロに手ほどきを受けながら手作り。作ったお菓子はお持ち帰りいただけます。
日時: 10/25(日)①10:00〜12:00 ②14:00〜16:00 場所: 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅、地下鉄東山線「亀島」駅、地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩15分
料金: 2,500円 定員: 各回25名 講師: 畑主税(高島屋全店和菓子バイヤー)
名古屋生菓子組合青年会の皆さん -
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5 金山“渋ビル”のススメ 〜高度経済成長期の渋ビルをたずねて 金山周辺を探索〜
Pコード: 645-734
名古屋渋ビル研究会のお二人を講師に迎え、“渋ビル”を「まちを楽しむアイテム」として金山のまちを見てみようと思います。お二人の案内で東別院から金山まで“渋ビル”を求めて巡ります。後半は、座学で「渋ビル愛」をもっと深めていただきます。今回、1972年に開館した“渋ビル”の親分格「市民会館」も見ておこうと思います。
*“渋ビル”とは、高度経済成長期(1950~70年代)に建築されたと思われるビルのうち、渋ビル研究会の2人の琴線に触れた渋いビルの総称(『名古屋渋ビル手帖』より)日時: 10/25(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄名城線「東別院」駅1番出口集合
料金: 1,000円 定員: 15名 講師: 謡口志保・寺嶋梨里(名古屋渋ビル研究会) -
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6 貸本屋“大惣”とジャーナリスト猿猴庵
Pコード: 645-736
明治32年の閉店まで132年に渡り、長島町(現中区丸の内)に存在し、日本最大の蔵書を誇った貸本屋“大惣”。坪内逍遥や二葉亭四迷も通い、近代文学に大きな影響を与えました。同時期に活躍した尾張藩士ジャーナリスト猿猴庵とも深い関係があったといいます。名古屋の出版文化の源を作った両者について学ぶ講座です。
日時: 10/31(土)10:00〜12:00 場所: 地下鉄鶴舞線・桜通線「丸の内」駅1番出口より徒歩7分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 服部仁(同朋大学 特任教授)/山本祐子 -
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7 はじめての能
Pコード: 645-737
はじめて能を観る人のために、能を知るには、楽しむにはどうしたらいいのか?能楽観世流シテ方・久田勘鷗氏が、能とは何か?歴史上の人物が愛した能はどんなものだったか?という話をはじめ、能の楽しみ方を教授します。後半は実際に能を“観る”体験をしましょう。希望者には舞台で能を“演じる”体験も。
日時: 10/31(土)14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浅間町」駅より徒歩7分
地下鉄鶴舞線・桜通線「丸の内」駅より徒歩8分料金: 1,000円 定員: 40名 講師: 久田勘鷗(能楽師) -
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8 森村宜稲の大和絵
Pコード: 645-738
森村宜稲は、明治・大正・昭和を生きた名古屋の代表的画人。益田鈍翁から薫陶を受け、平安の雅を再現した大和絵は多くの趣味人から人気を博しました。宜稲がどんな思いでどう描いたか、それが当時どのような評価を受けたのか。名古屋の名家に宜稲あり、と言われた理由を探ります。宜稲の孫に当たる宜高氏が講師を務めます。
日時: 11/1(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄東山線・名城線「栄」駅より徒歩5分
料金: 1,000円(別途入館料600円) 定員: 20名 講師: 森村宜高(森村記念館) -
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9 名古屋の地元パンとは?
Pコード: 645-739
名古屋のパンのルーツは、第一次世界大戦時のドイツ捕虜兵によるパン指導がきっかけ!?100年にわたるパン作りを振り返ると、そこには名古屋ならではの物語を見つけることができます。名古屋のパンにはどんな特徴があるのか?「地元パン手帖」の著者である甲斐みのりさんとともに、今年100周年を迎える敷島製パンの実食をしながら、名古屋の地元パンを探ります。
日時: 11/1(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄名城線「東別院」駅4番出口より徒歩5分
料金: 1,500円 定員: 30名 講師: 甲斐みのり(文筆家) -
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10 言の葉で繋ぐ名古屋いまむかし ~古今の女性歌人の短歌から読み解く名古屋の暮らし~
Pコード: 645-740
私たちが写真で日々を残すように、歌人たちは日常や心情を歌に紡ぎます。作中の表現は個性豊かに時代や背景を映し出し、今もその文化は受け継がれています。かつて女性の文化活動や社会進出に抵抗をもたれた時代、その草分けとして誇り高く生きた名古屋の女性歌人 青木穠子さんにより文化交流の場として寄贈された短歌会館にて、女性歌人の豊かな作品を通じ、名古屋の暮らしのうつろいを対談形式で紐解きます。
日時: 11/3(火・祝)10:00〜11:30 場所: 地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅より徒歩5分
料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 小塩卓哉(中部日本歌人会顧問)
戸田響子(歌人:未来短歌会彗星集所属)
小坂井大輔(歌人:未来短歌会彗星集所属) -
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11 名古屋甚句で読み解く 尾張老舗物語
Pコード: 645-741
尾張名古屋のメインストリートは本町通。清洲越し以来、多くの商人が清洲や京都から移り住んできた。そしてそのうちの幾つかの企業は現在も本町通周辺でビジネスを展開している。これらの企業が実は名古屋甚句の歌詞に隠されているのをご存知だろうか。尾張名古屋の老舗企業について経済学者から学んだ後、その名古屋甚句を鑑賞する。
日時: 11/3(火・祝)12:30〜14:00 場所: 地下鉄鶴舞・桜通線「丸の内」駅2番または4番出口より徒歩5分
料金: 2,500円(お茶とお菓子付) 定員: 40名 講師: 林順子(南山大学経済学部 教授)
華房小真(正調名古屋甚句) -
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12 名古屋の色ってどんな色?
Pコード: 645-742
名古屋をイメージする色ってどんな色?印刷用インキや有機顔料のメーカーが実施した「未来に伝えたい名古屋の色」アンケートの集計結果をベースに、名古屋の色を心理学や観光資源の側面から分析します。後半はワークショップ。名古屋の色を使いながら印刷用色見本チップを紙箱などに貼り合わせて、オリジナルグッズを作ります。
日時: 11/7(土)10:00〜12:00 場所: DIC株式会社 名古屋支店 会議室
名古屋市中区錦3-7-15地下鉄東山線・名城線「栄」駅より徒歩5分
料金: 1,500円 定員: 30名 講師: 祖父江由美子(日本色彩学会)/日本色彩学会の皆さん
岡紗智子(DIC株式会社) -
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13 名古屋発祥の大正琴
Pコード: 645-743
鍵盤を左手で押さえて、右手でピックを使って演奏する大正琴。タイプライターのキーをヒントにして大正時代に発明された楽器で、ノスタルジックな音の響きが特徴です。実はこの大正琴は、名古屋で生まれたもの。3代目大正琴職人から大正琴について学び、後半は手ほどきを受けながら実際に演奏をしてみましょう。
日時: 11/7(土)14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浅間町」駅より徒歩7分
料金: 1,000円 定員: 10名 講師: 岩田茂(ナルダン楽器) -
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14 有松のまちなみに潜む揺らぎとは?
Pコード: 645-745
有松は旧東海道の茶屋集落で、伝統工芸品である有松絞りの商家が建ち並びます。うだつを設けた和瓦の屋根や塗籠造などの特徴を持ちますが、この建築物をある視点で結んでいくと、そこには独特の揺らぎのラインが見えてきます。前半は建築物における“揺らぎ”について学び、後半は実際に有松のまちに出て、その揺らぎを実際に目で見て確かめながら歩きましょう。
日時: 11/8(日)10:00〜12:00 場所: 名鉄名古屋本線「有松」駅より徒歩7分
料金: 1,000円(別途入館料270円) 定員: 20名 講師: 太幡英亮(名古屋大学工学部 准教授) -
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15 なぜ名古屋は芸処になったのか?
Pコード: 645-746
名古屋は芸処と言われるのはなぜか?そのルーツはどこにあるのか?5月に出版された「芸処名古屋」の監修者であり、名古屋の芸能や文化の百科事典的存在の安田文吉氏が、芸処名古屋を紐解きます。古代熱田に芽吹き、家康が土壌を育て、宗春の時代に大きく花開いた芸処の風土を時系列で学びます。
日時: 11/8(日)14:00〜16:00 場所: 鉄名古屋本線「神宮前」駅より徒歩7分
地下鉄名城線「神宮西」駅または「伝馬町」駅より徒歩8分料金: 1,000円 定員: 50名 講師: 安田文吉(南山大学 名誉教授、東海学園大学 客員教授) -
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16 名古屋城調査研究センター公開講座 石垣から語る名古屋城
Pコード: 645-784
名古屋城は、慶長15(1610)年に外様大名20家を動員した石垣割普請により長大な石垣が築かれ、築城が始まりました。石垣には多様な刻印をはじめとする多くの痕跡が残されており、築城や改修にまつわる情報を現代に伝えています。今回の講座では、石垣についての基礎知識解説や天守台石垣の観察、現在修復工事中の本丸搦手馬出周辺石垣の見学などを通じて、名古屋城石垣を巡る歴史と魅力について、学芸員がご案内します。
日時: 11/11(水)①10:00〜12:00 ②14:00〜16:00 場所: 地下鉄名城線「市役所」駅7番出口より徒歩5分
料金: 1,000円(別途入場料500円) 定員: 各回15名 講師: 名古屋城調査研究センター学芸員 -
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17 柳橋中央市場と名古屋の食文化
Pコード: 645-747
中部地方最大のターミナル駅「名古屋駅」の近くに市場ができたのは明治後期。柳橋を知り尽くした男と異名をとる安藤会長が、市場の中心的存在であるマルナカ食品センターを案内します。後半は安藤会長と料理研究家による、柳橋中央市場が名古屋の食文化にどんな影響を与えてきたかをテーマにしたトークセッション。
日時: 11/14(土)8:30〜10:30 場所: 地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩3分、
地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅より徒歩5分料金: 1,000円 定員: 20名 講師: 安藤東元(中央市場総合食品センター社長)
鈴木あゆみ(料理研究家) -
- 11 /14
18 航空機名古屋の歴史
Pコード: 645-750
近代の名古屋は「東西両京の中間にある大都市」、商業都市(1920年)と言われていたが、戦時下、「重工業、特に軍需工業の拡張過程によって全く相貌を一変して工業都市」となる(1942年頃)。軍需工業の中心が航空機工業であり、航空機名古屋となる。
日時: 11/14(土)10:00〜11:30 場所: 中日新聞社 北館101会議室 名古屋市中区三の丸 1-6-1
地下鉄鶴舞線・桜通線「丸の内」駅1番出口より徒歩7分
料金: 1,000円 定員: 15名 講師: 笠井雅直(名古屋学院大学現代社会学部 教授) -
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19 茶席の亭主と正客
Pコード: 645-748
茶席の亭主は、客をもてなすために道具組やしつらえに趣向を凝らします。その意を汲み取って、お客みんなが一服の茶を楽しめるように采配する大事な役目が正客。いわば、正客は一座建立のための進行役とも言えます。今回は、講師が亭主役と正客役を務めて、お手本をお見せします。参加者は、連客としてその席をお楽しみください。
日時: 11/14(土)
①10:00〜10:40 ②10:50〜11:30 ③11:40〜12:20 ④13:00〜13:40
⑤13:50〜14:30 ⑥14:40〜15:20 ⑦15:30〜16:10
※上記の時間は開場する時間です。場所: 地下鉄名城線「市役所」駅7番出口より徒歩5分、入場後徒歩約7分
料金: 3,500円(別途入場料500円) 定員: 各回10名 講師: 後藤敏雄(茶道具商)/志津直行 -
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20 名古屋城で出逢う七宝の煌めき −尾張七宝の歴史と本丸御殿の七宝−
Pコード: 645-749
日本を代表する伝統工芸のひとつ「尾張七宝」。多彩な釉薬が織りなす美は、江戸後期に尾張の梶常吉が確立した技法を礎としています。そんな梶常吉と尾張七宝の始まりの歴史をのぞいてみませんか。江戸、明治、そして今に至るまでの尾張七宝についてお話しします。また、尾張七宝が生まれるより前、名古屋城本丸御殿にも七宝が使われました。現在の本丸御殿でも出逢える七宝の煌めき。復元に携わった安藤七宝店の職人が七宝の技術についても解説します。
※名古屋城で多彩なテーマを学ぶ事業「城子屋」と連動した企画です。日時: 11/15(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄名城線「市役所」駅7番出口より徒歩5分
料金: 1,000円(別途入場料500円) 定員: 15名 講師: 小林弘昌(あま市七宝焼アートヴィレッジ館長)
株式会社 安藤七宝店の七宝職人 -
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21 芸妓は絶滅危惧種なのか?
Pコード: 645-751
芸妓とは一体どんな仕事なのか?芸妓と社会、経済との関わりは?かつて歴史を動かした芸妓もいた?果たして芸妓は絶滅危惧種か?などなど、伝説の大阪芸妓・西川梅十三さんをお迎えし、名古屋と岐阜の芸妓組合長との豪華な顔ぶれで、芸妓に関するトークセッションを繰り広げます。質疑応答タイムもたっぷりあります。
日時: 11/15(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄桜通線「吹上」駅7番出口より徒歩3分
料金: 2,000円 定員: 50名 講師: 西川梅十三(日本舞踊家:元北新地芸妓)
金丸(名妓連組合 前組合長)
可奈子(岐阜芸妓組合 組合長)