まちなか 寺子屋

いつもの街から、世界を眺めてみる。
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、
一期一会の物語に出会う「ナゴヤ学」を開講します。
まちに眠る小さな物語は、世界への入口。
過去から現在、そして未来へ。

全講座共通

受付は、開始30分前になります。
※9「桃介の真実〜祖国のため、この命尽きるまで〜」 17「清須越商人による新田開発」は開始15分前

◎寺子屋コーディネーター

全29講座のうち、いくつかを寺子屋コーディネーターの方に企画していただきました。
1
瓦にみる名古屋の歴史

Pコード:636-720

古代より寺院や城郭などの建築に用いられてきた瓦。屋根を守り,飾り,人びとのくらしを見守ってきたその建材は,歴史の鏡ともいえる存在です。尾張名古屋ではどのように瓦がつくられ,使われてきたのか。名古屋のまちの成り立ちを瓦から眺めてみませんか。

日時:10/28(土)
14:00~15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

2
尾張の名椿・江戸の園芸

Pコード:636-718

名古屋は園芸が盛んと言われていますが、そのルーツを辿ったら江戸時代の尾張の園芸事情に行き着きました。名古屋城にかつて存在した椿を始め、尾張の名椿とは何か?文献資料とともに時代をさかのぼってみましょう。
※尾張の名椿の苗をお土産に1本ずつご用意します。

日時:10/29(日)
①10:30~12:00  ②13:30~15:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

3
探偵小説の夜明け 不木・乱歩

Pコード:636-687

日本の推理小説と言えば、江戸川乱歩。乱歩のその才能を見いだしたのは、小酒井不木。不木は、医師であり、探偵小説の先駆者とも呼ばれる小説家でもあります。実は二人とも、ここ名古屋ゆかりの人物です。推理小説の巨頭ともいえる、この二人の描いた小説の楽しみ方を時代の背景を紐解きながら学びます。

日時:10/29(日)
14:00~15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

4
はじめての長唄

Pコード:636-701

長唄ってどんな唄?長唄は三味線とセットになっているの?そんな素朴な疑問からはじめましょう。興味はあるけど難しそう! と思っている初心者のための講座です。歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展した長唄について学び、後半は実際に三味線にも触れて、弾いてみましょう。
楽器協力/名古屋音楽大学

日時:11/3(金・祝)
10:00~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

5
なごやうた

Pコード:636-688

民謡(うた)は地域のコマーシャルソング。地域の特性や歴史を奏でるかけがえのない無形文化財です。名古屋を代表する名曲「名古屋甚句」をはじめ、三重の「伊勢音頭」や岐阜の「中津川甚句」など、日本の中心・名古屋から、「うた」を通じて故郷を感じる旅へと出かけましょう。

日時:11/3(金・祝)
14:00~16:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

6
名君上杉鷹山を育てた名教師〜細井平洲の人づくり〜

Pコード:636-716

かつて赤字困窮の米沢藩を立て直した名君を育てた名教師がいました。その教えは学派を問わず庶民にも開かれ後世にも影響を与えます。彼は晩年に尾張藩に招かれ明倫堂(現・愛知県立明和高校)という藩校で多くの人を羽ばたかせます。人材育成の書としても読み継がれる「嚶鳴館遺草」から、平洲先生の人づくりを紐解きます。

日時:11/3(金・祝)
14:30~16:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

7
名古屋の伝統工芸 名古屋黒紋付染

Pコード:636-717

名古屋黒紋付染の歴史は慶長15年(1610年)。当時の尾張藩士が藩の旗や幟を製造したことが始まりと言われています。前半では歴史や名古屋ならではの技術のエピソードなどの座学を、後半では、愛知県に所縁のある武将の家紋を選んで、手ぬぐいの染め体験をします。
※エプロンなど汚れてもいい服装でお越しください。手ぬぐいの出来上がりは、場合によって少しお待ち頂くことがあります。

日時:11/4(土)
10:00~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

8
志野流香道特別講座 聞香体験

Pコード:636-699

室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は一般公開していない松隠軒で、前半に香道の歴史や香木のお話を聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞します。最後は香りのゲームである組香も体験します。
※香水など香りを身につけてこないこと。白靴下または足袋などを持参して頂き、履き替えて頂きます。特別な場所での講座になりますので、特に注意書きがなくても物には触れぬこと、また許可なく写真撮影はご遠慮ください。

日時:11/4(土)
①10:00~12:00 ②14:00~16:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

9
桃介の真実〜祖国のため、この命尽きるまで〜

Pコード:636-695

《民主主義》を口実にした付和雷同型現代人とは異質な明治人の凛とした気風。逆風に激しくスパークしつつ、ダム建設その他の「近代化」の壁に次々に挑んだ福澤桃介。世間は彼の世俗的成功しか見なかった。しかしもし彼がいなかったら、日本は?名古屋は?

日時:11/4(土)
17:30~19:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

10
尾張博物学と名古屋の力

Pコード:636-696

博物学は、動植物などを観察し、種類や性質・産地などを分類して記録する学問。日本では、東洋医学における「本草学」として古くから研究され、江戸時代には中国や西洋の影響のもと、尾張でも大きく発展しました。尾張博物学を端緒としながら、稀代の碩学と医学博士が縦横無尽に語る名古屋文化論!

日時:11/5(日)
13:30~15:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

11
文人趣味と煎茶道

Pコード:636-704

茶の湯と言えば、真綠色の抹茶やわび・さびの茶室、厳かな点前を思い浮かべる人は多いでしょう。この「抹茶」のお茶文化は主に武家・商人によってできた形態。それに対して、「文人」が形作った「煎茶道」もあり、ここでは茶道と趣を異にする煎茶道の特徴と歴史を考察した上、煎茶道を体験しましょう。

日時:11/5(日)
13:00~16:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

12
名古屋の伝統野菜 野崎白菜を学ぶ

Pコード:636-705

結球状の白菜が日本ではじめて開発されたのは名古屋市中川区。品種改良により肉厚で柔らかく甘い白菜になりました。野崎白菜の歴史や開発秘話などを、開発者子孫の野崎氏から学び、料理研究家が考案した野崎白菜料理を実食して味わう体験講座。野崎白菜のお土産つきです。

日時:11/11(土)
10:00~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

13
博覧会と名古屋のモダニズム

Pコード:636-706

19世紀中頃から世界的ブームとなった「博覧会」。明治時代には、日本でも多くの博覧会が開催されるようになります。世界中を旅した「金鯱」の物語から、少年・江戸川乱歩を夢中にさせた「関西府県連合共進会」、「汎太平洋博覧会」など、近代化に貢献した博覧会とモダン都市・名古屋の移り変わりを紐ときます。

日時:11/11(土)
14:00~15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

14
名古屋の謡講~能の謡を楽しむ〜

Pコード:636-694

秋の夜、山伏の一行が女の独り住まいに宿を借りた。彼らが出会ったのは、人間の優しさか、それとも鬼女の策略か…? 能の人気曲《安達原》を、演者の姿を見ずに謡を聴く、シンプルなかたちでお届けします。晩秋の夕暮れ、しっとりと物語の世界に浸ってみませんか。

日時:11/11(土)
16:00~18:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

15
写真で見る幕末の名古屋城

Pコード:636-707

尾張徳川家14代・徳川慶勝は当時の最新技術である写真術に興味をもち、独自の研究に基づき、名古屋城や江戸・東京の風景写真など1,000点近く残しています。慶勝が撮った写真を基に、失われた名古屋城の姿を探ります。

日時:11/11(土)
10:30~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

16
茶道体験イロハとニホヘト

Pコード:636-708

茶道はまったく経験がないという本当の初心者をイロハさん、茶道の席に座ったことはあるけど作法がよく分からないという方はニホヘトさん。それぞれのステップに応じた茶道体験の講座です。これを機会に、茶どころ名古屋で、茶の湯の楽しさに触れてみませんか?

日時:11/12(日)
①イロハ(未経験者限定) 9:30~11:30 ②イロハ(未経験者限定) 13:00~15:00 ③ニホヘト(ほぼ初心者向け)16:30~18:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

17
清須越商人による新田開発

Pコード:636-691

清須越商人である伊藤家が開発に関わった藤高新田(名古屋市港区)は、当初は寛政8年(1796)に福田新田の森弥市が着手しましたが、資金面の問題から伊藤家に売却され引き継がれました。ところが、弥市の後継者は新田の所有権を主張し、長年に渡る争論に発展します。愛知県指定有形文化財伊藤家住宅を会場とし、当時の文書をもとに、伊藤家が関わった新田開発の歴史を紐解きます。

日時:11/12(日)
10:00~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

18
名古屋の和菓子文化〜和菓子づくり体験〜

Pコード:636-690

全国的に見て、名古屋の和菓子の特徴は?和菓子文化は秀でているのか? 某百貨店で伝説の和菓子バイヤーと言われる畑氏から、名古屋の和菓子についてのレクチャーを聞いた後は、繊細で美しい和菓子をプロに手ほどきを受けながら手作りします。お菓子はその場で召し上がっていただきます。
持ち物:ふきん、エプロン、髪をまとめるもの。
※刃物、火器を使用するため、小学3年生までの方1名につき、保護者の参加が必要です。

日時:11/12(日)
①10:00~12:00 ②13:30~15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

19
八雲木彫り熊の世界

Pコード:636-702

北海道土産としておなじみの木彫り熊のルーツは、熊狩りの殿様 徳川義親公にありました。11月8日(水)より同会場にて開催する企画展『熊彫 ~義親さんと木彫りの熊~』にあわせて、八雲町木彫り熊資料館より大谷学芸員をお招きし、木彫り熊の発祥からその深化について、実物を紹介しながら、語りつくしていただきます。

日時:11/12(日)
14:00〜15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

20
まちなか考古学 古代の尾張に迫る!よみがえる二つの矢田川

Pコード:636-709

古代の尾張地方は中央(ヤマト)勢力の東の「辺境」にありながら、中央に影響を与えるような大きな力を持っていたといわれています。当時の重要な交通路の一つであった川の流れを復元し、流域にある遺跡を見直すことで、いまだ残る多くの古代遺跡のナゾを解くカギを探します。

日時:11/18(土)
10:30~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

21
古地図で見る名古屋城下町の歴史

Pコード:636-710

戦後名古屋城内には、アメリカ村があった!? 現存するたくさんの古地図を眺めながら、名古屋の城下町の歴史をめぐる旅に出かけます。家康による名古屋城の築城にはじまり、幕末、明治維新、二つの世界大戦を経て経験した名古屋城下町の変化を見つめます。

日時:11/18(土)
14:00~15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

22
文ちゃま、たかちゃまのおしゃべりサロン~宗春大放談!~

Pコード:636-693

質素倹約を旨とする「享保の改革」の最中、開放政策・規制緩和によって尾張藩にかつてない活気をもたらした七代藩主・徳川宗春。名古屋の文化芸能研究の第一人者 おなじみ文吉先生と、宗春に仕えた小姓を先祖にもつ河村市長による前代未聞のトークショー!

日時:11/18(土)
13:30~15:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

23
古墳だらけの志段味のふしぎ

Pコード:636-700

「犬も歩けば古墳にあたる」ということわざはありませんが、なぜ志段味に集中して古墳が作られたのか謎に迫ります。畿内と東日本の関係/ヤマトタケルとの関係やカリスマ統治集団尾張氏が皇室サポーターとなるまでのプロセスから、埋葬者のイメージを具体化します。
※帽子、タオル、水筒、筆記用具、カメラ、レジャーシートをおもちください。

日時:11/18(土)
9:00~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

24
秀平さんぽ・名古屋有松編

Pコード:636-713

重要伝統的建造物群保存地区に選定された有松は、歴史的な町並みとともに、有松絞りや山車が現代に引き継がれた町。伝統的建造物が建ち並ぶ有松で、昔の職人たちが情熱を傾けて作った建造物を挟土さんの視点で巡ります。時空を超えて、職人の技術を旅する「秀平さんぽ」です。
※町を歩きますので、履きなれた靴でご参加ください。

日時:11/18(土)
14:00~16:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

25
名古屋のきしめん打ち体験

Pコード:636-714

名古屋めしの中でも最も歴史ある一品、きしめん。しかし、日頃はただ何となく食べてしまっていませんか?その知られざる事実を学び、手打ちの技を習い、実食する。“聞いて打って食べて”きしめんの真の魅力を知っていただきます。打ったきしめんはおみやげとしてお持ち帰りいただけます。持ち物・エプロン、髪をまとめるもの、きしめんを持ち帰るための袋。
※刃物を使用するため、小学3年生までの方1名につき、保護者の参加が必要です。

日時:11/19(日)
10:00~12:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

26
北斎と名古屋

Pコード:636-692

200年前、浮世絵師葛飾北斎がこの名古屋で大きなだるま図を描きました。その会場となった西掛所にて北斎と名古屋の関係を語ります。名古屋市博物館で開催する特別展「北斎だるせん!」(11/18~12/17、当日一般1,300円)も併せてどうぞ。
※当時の手法を再現した北斎大達磨図(複製)のお披露目を予定しています。

日時:11/19(日)
15:00~16:00

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)


まちなかキャンパス
まちなかキャンパスは、
大学と連携して実施する特別講座です。
受付は、開始30分前です。
27
近世近代における尾張経済や都市の発展と生活・社会の変容

Pコード:636-719

近世後期、大正から昭和初期、および戦後の3回、尾張の経済は急速に発達し、それとともに名古屋市街や尾張南部海岸部などが大きく拡大していきます。これらの現象と当該期の生活・社会の相関関係を、その変容も含めて考えてみていきたいと思います。

日時:10/28(土)
10:00~11:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

28
「あつた朔日市」と熱田のにぎわい まちづくりについて

Pコード:636-715

一昨年から熱田神宮境内等で始まった「あつた朔日市」が、どのような経緯でできて、熱田のにぎわいづくりにどのような影響を与えているのかを解説します。

日時:11/1(水)
9:15~10:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

29
ジャポニズム文学から見た尾張名古屋

Pコード:636-689

比較文学研究の立場から、フランス美術に触発されて登場したジャポニズム文学と尾張名古屋の関連をお話しします。そこからはよく言われる名古屋の特徴が浮かび上がるのですが、それを今度はモダニズムの定式に流し込んでみます。何が言えるでしょうか。

日時:11/12(日)
14:00~15:30

場所:紅雲庵(名古屋市東区主税町4-46-2)

熊彫 ~義親さんと木彫りの熊~
かつては、どこの家でも見かけた北海道土産の木彫り熊。そのルーツは、徳川美術館を創設した「熊狩りのお殿様」こと徳川義親公が、八雲の農民のためにスイスより持ち帰った木彫り熊にありました。柴崎重行を始めとする、従来の木彫り熊像を覆す八雲の作家たちの作品を中心に、愛らしく深遠なる木彫り熊の世界をご紹介します。

日時:11/8(水)〜20(月)12:00〜19:00 ※但し、14日(火)は休廊
場所:ON READINGギャラリー
   名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2B (地下鉄東山線「東山公園」駅下車。2番出口より徒歩1分。)
料金:無料


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