やっとかめ文化祭

やっとかめ文化祭 DOORSとは

「芸どころ」と、次の一歩を

はじまりは、小さな一歩から。
多くの旅人とともに、時をめぐり文化を旅してきた、やっとかめ文化祭
11年目となる今年、次の地平をめざして旅を続けるために
このまちの祭典は、さらに歩みを進めます。

やっとかめ文化祭から、「やっとかめ文化祭DOORS」へ。

江戸時代、尾張徳川家のもとで育まれた狂言や能、
まちに息づくささやかな物語、技を伝える愛らしい和菓子たち。
「芸どころ名古屋」を深堀りし、探しあててきた
色とりどりのたからものを大切にしながら、
名古屋の文化の入り口となる、さまざまな扉を用意します。

間口は広く、奥行きは深く。
みんなが次々に扉をあけたくなる、そんな名古屋文化の祭典。

扉をあければ、まだ知らなかった名古屋に出会えるはずです。
  • 事業構築にあたってのコンセプト

    • 広く、深く
      文化への入り口
      都市には多彩な文化が息づいています。 色鮮やかに表出されるものも、 目を凝らさないと見えてこないものも、 すべてが次代へ受け継いでいくべき このまちの大切なたからものです。

      そんな存在に気づき、 一歩、中に入るきっかけをつくるために。 間口は広く、奥行きは深く、 さまざまな入り口を用意します。
    • 時をめぐり、
      まちと出会う装置として
      人々の営みや育まれてきた文化、風土、 おりおりの面影、都市の風景…。
      このまちを旅人の視点から眺めると いままで見えてこなかった表情や彩りが、 日常のなかに見えてきます。
      時をめぐり、まちと出会う装置として 都市の過去と未来、内と外をつなぐ役割を これからも果たしていきます。
    • 文化の苗代
      場づくり、まちづくり
      種をまき、芽吹きを見守り、苗を育てる場「苗代」。 苗は田へと大切に移され、 豊かな実りをもたらしてくれます。
      歴史も文化も、はじまりは「苗代」から。 育てた苗は、未来へ受け渡されることで、 このまちに根をはります。
      苗を育てる「場」をまちじゅうに耕し、 次の創造の芽を伸ばしていきます。
  • やっとかめ文化祭の楽しみ方

    • Creative Urban Tourism

      クリエイティブ・アーバン・ツーリズム

    • 地域コミュニティー内部から生じる自律的なツーリズム”コミュニティー・ツーリズム”が注目を集める中、やっとかめ文化祭は、いち早く名古屋の都市生活を見つめ、文化を再編集し、独自性に富んだ新しい「旅」を提案してきました。

      名古屋を耕し、掘り起こし、小さな物語さえもすくいあげてきた10年に及ぶ軌跡は、このまちの文化を愛する人々を育み、都市のコミュニティー・ツーリズムのロールモデルとしても評価を得てきたと考えています。

      そして、10年という歳月の中で培った経験やつながりを糧とし、やっとかめ文化祭は新たなフェーズへと進みます。文化の再発見、享受から、市民による文化創造へ。芸どころの伝統を次代へつなぐために、変えないものと変えるべきものを見極め、継承と革新に挑みます。
開催期間
令和5年 10月28日(土)~11月19日(日)
会  場
名古屋市内一円
内  容

まちに賑わいをもたらす、多彩な舞台の数々。

まちなか芸披露
現代のストリートからお贈りするバラエティーに富んだ名古屋の伝統芸能と、劇場からお贈りする珠玉の舞台公演。

あいだを楽しむ、ナゴヤ学。

まちなか寺子屋
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、見て・聞いて・体験して、一期一会の物語に出会う「ナゴヤ学」を開講します。

まだ見ぬナゴヤに出会える、ぶらりまち歩きツアー。

まち歩きなごや
なごや好きガイドさんと一緒に、ぶらりとまちへ。

やっとかめ文化祭DOORSの和菓子企画

なごや和菓子
今年もやっとかめ文化祭DOORSの和菓子をめぐる旅がはじまります。

まちじゅうが旅の舞台

やっとかめぐり
旅する判子コレクション

主  催
やっとかめ文化祭実行委員会
構成団体:
名古屋市(文化芸術推進課、観光推進課、歴史まちづくり推進室、文化財保護室)、(公財)名古屋市文化振興事業団、(公財)名古屋観光コンベンションビューロー、(公財)名古屋まちづくり公社、中日新聞社、名古屋観光ブランド協会、特定非営利活動法人大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク
後  援
名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部経済同友会
助  成
文化庁、一般財団法人地域創造
協  賛
愛知学院大学、岡谷鋼機株式会社、 一般財団法人民族衣裳文化普及協会、シー・クエンス株式会社、株式会社大丸松坂屋百貨店、日本ガイシ株式会社、鹿島建設株式会社、名古屋空港ビルディング株式会社、公益社団法人日本観光振興協会中部支部、八百彦本店、三精テクノロジーズ株式会社、株式会社竹中工務店、丸茂電機株式会社、株式会社エーアンドブイ、大冷工業株式会社
協  力
名古屋三曲連盟、名古屋邦楽協会、名古屋日本舞踊協会、(公社)能楽協会 名古屋支部、名古屋鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、名古屋ガイドウェイバス株式会社、名古屋臨海高速鉄道株式会社、名古屋市交通局、会場を貸してくださる施設の皆さま
企画
ディレクター:近藤マリコ、高橋佳介、西川千雅
サブディレクター:加藤幹泰
コーディネート:古川博、亀田久治、井田富士蔵
デザイン
株式会社クーグート
ウェブデザイン
石垣嘉洋
まち歩きなごや プレ企画