あいだを楽しむ、ナゴヤ学。
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、
見て・聞いて・体験する「ナゴヤ学」を開講します。
過去と未来、経済と文化、まちと世界。
そのあいだで発達した独自の文化を楽しみましょう。
全講座共通
受付は、開始30分前になります。
- ◎寺子屋コーディネーター
- 全20講座のうち、いくつかを寺子屋コーディネーターの方に企画していただきました。
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- 10 /26
相撲甚句から生まれた名古屋甚句を紐解く
Pコード: 643-452
“芸者殺すに刃物はいらぬ、甚句止めたら皆殺し”と言われるほど花柳界で大流行した甚句。ルーツは江戸時代に相撲取りが地方巡業で唄ったもので、明治初期に相撲甚句を聴いた名古屋の芸妓が今の名古屋甚句を作った。相撲甚句と名古屋甚句の名手によるトークに加え、芸妓・桃太郎が名妓連に伝わる相撲芸を披露する。
※ 靴を脱いで会場に入ります。靴を入れるビニール袋をご用意ください。 会場は畳で、座布団にお座りいただきます。椅子はありませんのでご了承ください。日時: 10/26(土)10:00〜12:00 場所: 地下鉄東山線「中村日赤」駅2番出口より徒歩5分
料金: 3,000円(ちょい飲みセット付) 定員:50名 講師: 浦風親方(日本相撲協会) 華房小真 桃太郎(名妓連) -
- 10 /26
名古屋のゲニウス・ロキと建築の関係を探る
Pコード: 643-454
鶴舞〜覚王山〜八事を結ぶ、戦前ロマンスの大三角形エリアは、街道によって形成される街並みと戦前から残る歴史的建築によって特徴づけられる。この大三角形に息づくゲニウス・ロキ(土地の精霊)を、建築家の視点で眺めて学ぶ講座。後半は鶴舞公園や改築されたばかりの名古屋市公会堂を歩く。
日時: 10/26(土)14:00〜15:30 場所: 名古屋工業大学 4号館4階プレゼンテーション室
名古屋市昭和区御器所町字木市29JR・地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅より徒歩10分
料金: 1,000円 定員:30名 講師: 伊藤孝紀(名古屋工業大学大学院 准教授) -
- 10 /26
名古屋と遊郭文化
Pコード: 643-455
名古屋市都市景観重要建築物に指定されるなど、貴重なたたずまいを見せる遊郭跡「旧松岡旅館」。この場所を会場にして、名古屋のまちが受け入れ、栄えた特異な文化や慣習を紐解く。
※ 靴を脱いで会場に入ります。靴を入れるビニール袋をご用意ください。 会場は畳で、座布団にお座りいただきます。椅子はありませんのでご了承ください。日時: 10/26(土)15:00〜16:30 場所: 地下鉄東山線「中村日赤」駅2番出口より徒歩5分
料金: 1,000円 定員:60名 講師: 渡辺豪(遊廓専門書店カストリ書房店主・遊廓家) -
- 10 /27
名古屋の麺食文化 〜学んで、食べる「味噌煮込うどん」〜
Pコード: 643-456
誰もが親しんでいる名古屋グルメの王道、味噌煮込うどん。 しかし、“麺の打ち方から一般的なうどんとはまったく違う”など、意外と知られていない事実もたくさん。あの山本屋本店の工場で“日本一ビッグサイズのうどん手打ち”を見学し、大門本店へ移動して実食。見て、食べて、味噌煮込うどんの真の魅力を堪能する。
※ 大門本店へは、公共交通機関で移動します。日時: 10/27(日)10:00〜13:00 場所: JR関西本線「八田」駅北口より徒歩8分
料金: 3,000円(食事代込み)※途中、市バス運賃別途 定員:20名 講師: 大竹敏之(フリーライター) 岩井伸泰工場長(山本屋本店) -
- 10 /27
志野流香道 特別講座 聞香体験
Pコード: 643-458
室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は一般公開していない松隠軒で、前半に香道の歴史や香木のお話を聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞する。最後は香りのゲームである組香も体験する。
※ 講座当日の注意
香水など香りを身につけてこないこと。白靴下または足袋などを持参して頂き、履き替えて頂きます。日時: 10/27(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浄心」駅より徒歩5分
料金: 3,000円 定員:25名 講師: 蜂谷宗苾(志野流香道 21代目家元継承者) -
- 10 /27
平曲鑑賞会「那須与一」
Pコード: 643-457
尾張名古屋が誇る語り芸の至宝“平曲”の鑑賞会。かの有名な『平家物語』の名場面「扇の的」のくだりを、琵琶弾き語りの本格演奏で堪能していただく。演奏の前には、林和利氏による平曲についての解説のほか、語りの内容についてもあらすじと聞き所を紹介する。
日時: 10/27(日)14:00〜15:30 場所: 地下鉄鶴舞線「八事」駅1番出口より徒歩3分
料金: 2,000円 定員:100名 講師: 今井検校勉(演奏) 林和利(解説) -
- 11 /02
芸どころ郡上と名古屋 〜名もなき民の唄にこめられた想いとは
Pコード: 643-459
日本三大民謡・郡上節が全国に知られたきっかけは、昭和初期の名古屋がその始まり。当時の名古屋っ子をおおいに湧かせたものだった。東海地区有数の芸どころである郡上と名古屋、2つのまちの芸能の歴史を比較しながら、郡上節の物語を読み解く。そして80歳の唄い手が、魂をこめて渾身の踊り唄を披露する。
※ 郡上節公演中、希望者は郡上おどり自由参加です。日時: 11/2(土)14:00〜16:00 場所: メニコンANNEX HITOMIホール 名古屋市中区葵3-21-19
地下鉄東山線「千種」駅5番出口より徒歩4分 地下鉄桜通線「車道」駅4番出口より徒歩7分
料金: 1,500円 定員:100名 講師: 郡上おどり保存会の皆さん、後藤直弘(唄い手)、西川千雅(西川流4世家元) -
- 11 /03
扇子と芸能 〜美しい所作を学ぶ
Pコード: 643-460
能や日本舞踊など、伝統芸能の大切な道具の一つである扇子は、名古屋が京都と並び二大産地である。名古屋扇子を家業にする4代目から、名古屋扇子の特徴を学んだ後は、伝統芸能における扇子の使い方、日常生活における扇子の役割や美しい所作などを、日本舞踊家より実践で伝授していただく。
※ 扇子をご持参ください。日時: 11/3(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅1番出口より徒歩5分
料金: 1,000円 定員:30名 講師: 森實有紀子(日本舞踊家)
川瀬なをみ(末廣堂4代目) -
- 11 /04
狂言師・伊勢門水の粋人世界
Pコード: 643-461
明治から大正にかけて活躍した狂言師・伊勢門水。本町通りの商人であり、狂言や名古屋風俗を題材とした絵師であり、また山車祭り調査人の顔も持っていた。門水の血を引くギャラリーオーナーと研究者が、作品を通じて彼のユーモラスな感性を紐解く。
日時: 11/4(月・祝)10:00〜12:00 場所: 地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩5分
料金: 1,000円 定員:30名 講師: 木村哲央(末広町神楽団)
吉村俊哉(エスプラナードギャラリー) -
- 11 /04
「なごやものづくり文化の結晶 名古屋の山車と祭礼」
Pコード: 643-462
台地の上に開かれた新しいマチ「名古屋」。その城下では新しい祭り、山車と警固の祭りがはじめられた。藩主から庶民まで城下をあげて山車祭りに熱狂した。名古屋の山車祭りの歴史をご紹介しながら、中村区の花車神明社祭、二福神車を実際に現地で見学する。
※寺子屋会場から山車庫まで1㎞ほど歩きます。歩きやすい靴でご参加ください。日時: 11/4(月・祝)13:30〜16:00 場所: 名古屋学院大学 丸の内サテライト
名古屋市中区丸の内1-17-19 キリックス丸の内ビル7階地下鉄鶴舞線・桜通線「丸の内」駅7番出口徒歩1分
料金: 1,000円 定員:30名 講師: 纐纈 茂(名古屋市教育委員会 文化財保護室 学芸員) -
- 11 /04
名古屋コーヒー学
Pコード: 643-463
名古屋の喫茶店文化を支えてきたのは、なんといってもコーヒー豆の卸企業が多く存在したから。大正8年にコーヒー豆を販売していた老舗企業で、名古屋のコーヒーの歴史と文化を学ぶ。後半は、名古屋発祥の抽出法を実際に体験して、その場で味わいながら、名古屋独自のコーヒーについて考察しよう。
日時: 11/4(月・祝)14:00〜16:00 場所: 松屋コーヒー本店 セミナールーム 名古屋市中区大須3-31-9
(衣料店ベルモールの店頭脇に入口)
地下鉄鶴舞線「上前津」駅9番出口より徒歩2分料金: 2,500円(金枠&フィルターのお土産つき) 定員:20名 講師: 松下和義(松屋コーヒー本店) 鳥目散帰山人(日本珈琲狂会) -
- 11 /09
尾張七宝を知る〜手作り体験
Pコード: 643-465
金属の表面にガラス質の釉薬を乗せて焼き付ける工芸品・七宝。幕末の名古屋に、七宝焼の作り方を発見した人物がいて、以降、尾張七宝として広がってゆく。尾張七宝について学んだ後は、七宝焼づくりを体験する。またこの寺子屋のために特別公開作品が展示されている「七寶藏部」を見学する。
日時: 11/9(土)10:00〜12:00 場所: 地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩3分
地下鉄東山・名城線「栄」駅より徒歩5分料金: 2,500円(手作り体験アクセサリー付き) 定員:15名 講師: 安藤七宝店の皆さん -
- 11 /09
杉原千畝 人道の道をたどる -千畝少年の見た名古屋の町-
Pコード: 643-464
命のビザを発給し、多くのユダヤ人を救った外交官・杉原千畝の少年期と名古屋の発展の様子を人道の道にたどり、また、金山付近のゆかりの地を歩く。
※ 希望者:約1km歩きます。歩きやすい靴でご参加ください。日時: 11/9(土)10:00〜12:30(ゆかりの地巡る時間込み) 場所: 名古屋都市センター11F まちづくり広場ホール
名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内JR・名鉄・地下鉄「金山」駅南口すぐ
料金: 1,000円 定員:50名 講師: 川辺泰正(愛知・岐阜広域観光推進協議会アドバイザー) -
- 11 /09
考古学から考える古代名古屋の繁栄
Pコード: 643-466
壬申の乱の勝敗を左右したと日本書紀に記されるなど、古代の尾張はヤマト政権が一目置くほどの力を持っていたと考えられている。熱田神宮や断夫山古墳にも象徴される、尾張地域の繁栄のルーツや尾張氏登場を考古学の視点から探る。
日時: 11/9(土)15:00〜16:30 場所: 地下鉄名城線「神宮西」駅3番出口より徒歩5分
JR東海道線「熱田」駅より徒歩10分
名鉄名古屋本線「神宮前」駅より徒歩15分料金: 1,000円 定員:50名 講師: 赤塚次郎(NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク理事長) -
- 11 /10
名古屋の仏教
Pコード: 643-475
愛知県(旧国名:尾張・三河)内の仏教寺院数は4,500ヵ寺を超え、全国の都道府県で1位を誇る。これは愛知県の地理的・歴史的条件に由来するもので、その理由を解説。更に、愛知県の寺院を支えた僧侶や仏教者の何人かに注目をして紹介する。
日時: 11/10(日)10:00〜11:30 場所: 愛知学院大学 名城公園キャンパス アガルスタワー3階「放光台」
名古屋市北区名城3-1-1地下鉄名城線「名城公園」駅2番出口より徒歩1分
料金: 1,000円 定員:40名 講師: 菅原研州(愛知学院大学教養部准教授) -
- 11 /10
ういろうトークと和菓子づくり体験
Pコード: 643-467
名古屋と他の地域のういろうの特徴を、百貨店和菓子バイヤーと名古屋和菓子屋の若旦那に解説していただきながら実食!蒸したてのういろうを召し上がっていただく。その後は、繊細で美しい和菓子をプロに手ほどきを受けながら手作り。お菓子は持ち帰りしていただく。
※ 持ち物:ふきん、エプロン、髪をまとめるもの。刃物、火器を使用するため、小学3年生までの方1名につき、保護者の参加が必要です。日時: 11/10(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄東山線「名古屋」駅、「亀島」駅、地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩15分
料金: 2,500円 定員:50名 講師: 畑主税(高島屋全店和菓子バイヤー)
名古屋生菓子組合青年会のみなさん -
- 11 /10
名古屋城下図の読み方
Pコード: 643-468
江戸時代の名古屋のまちの変遷を城下図から探索。名古屋城下図を丹念に読み込んでいくと、いろんなことが見えてくる。古文書の記録と対照して、時間と地理空間がリンクした歴史の世界を見よう。
日時: 11/10(日)15:00〜16:30 場所: 地下鉄名城線「矢場町」駅徒歩3分
料金: 1,000円 定員:30名 講師: 松村冬樹(元 名古屋市蓬左文庫 調査研究員) -
- 11 /16
尾張の茶の湯 旦那衆の茶道具
Pコード: 643-469
財界人や政治家、豪農などの旦那衆にとって、茶の湯は一人前になるために必要な嗜みだった。旦那衆は茶の湯を通して交流を深め、自由闊達に社交術を磨いた。現代の数寄者・長谷川如隠氏が、尾張名古屋に伝わる旦那衆伝説、数々の茶会や道具の話をしながら、茶の湯の楽しみへと導く。
日時: 11/16(土)
①10:00〜10:45 ②11:00〜11:45 ③12:00〜12:45
④13:00〜13:45 ⑤14:00〜14:45 ⑥15:00〜15:45
※上記の時間は開場する時間です場所: 地下鉄名城線「市役所」駅7番出口より徒歩5分、入場後徒歩約7分
料金: 3,500円(名古屋城の入場料500円が別途必要) 定員:各回20名 講師: 長谷川如隠(茶人) -
- 11 /16
文ちゃまの正調名古屋弁講座
Pコード: 643-473
ミャアミャアは猫語で名古屋弁にあらず!巷にあふれる名古屋弁は間違っている!?名古屋を代表する文化人・安田文吉さんが、古き良き名古屋弁を話す白木哲子さんとともに正しい名古屋弁の手ほどきをする。これを機に、 正調名古屋弁をともに未来につないでいこう。
日時: 11/16(土)14:00〜15:30 場所: 地下鉄桜通線「高岳」駅より徒歩4分
地下鉄東山線「新栄町」より徒歩4分
名鉄瀬戸線、地下鉄東山線、地下鉄名城線「栄」駅より徒歩12分料金: 1,000円 定員:50名 講師: 安田文吉 白木哲子 -
- 11 /17
粋と美 ~近現代の陶磁器を彩った職人と風土~
Pコード: 643-474
名古屋の文化と産業を語る上で、陶磁器の存在は欠かせない。それを支えてきたのは多くの優れた職人。そのうちひとり、伝説の画工、市ノ木慶治氏が没して今年で50年。同世代には、他にも多くの優れた職人がいた。秋のひととき、職人技の「粋と美」を堪能しよう。
※ 講演後に、企画展「近代・現代陶器の美」をご覧いただけます。日時: 11/17(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄東山線「新栄駅」1番出口より徒歩4分
桜通線「高岳駅」3番出口より徒歩4分料金: 500円(美術館の入館料一般1,000円が別途必要) 定員:50名 講師: 市ノ木慶治研究会
(横山美術館館長 鈴木俊昭、1級陶磁器製造技術士 杉山ひとみ、
元愛知県陶磁資料館学芸員 宮田昌俊、名古屋学院大学教授 古池嘉和)