あいだを楽しむ、ナゴヤ学。
まちを教科書に、ゆかりの場所を学校に、
見て・聞いて・体験する「ナゴヤ学」を開講します。
過去と未来、経済と文化、まちと世界。
そのあいだで発達した独自の文化を楽しみましょう。
全講座共通
受付は、開始30分前になります。
- ◎寺子屋コーディネーター
- 全20講座のうち、いくつかを寺子屋コーディネーターの方に企画していただきました。
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なごやの石の考古学
Pコード: 640-134
中区には、なごやで最も古い約3万年前の石器が出土した遺跡があり、この場所で石器つくりをおこなっていた証拠の出土品もあります。江戸時代にも城下町や寺町として賑わった中区のこのあたりでは、生活に欠かせない当時の「石器?」(火打石)がいくつもみつかっています。そんな石にまつわるなごやの考古学をお話します。
日時: 10/27(土)14:00〜15:30 場所: 地下鉄鶴舞線「大須観音」駅徒歩5分
料金: 500円 定員:30名 講師: 水野裕之(名古屋市教育委員会文化財保護室 学芸員) -
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ウィーン万国博覧会と名古屋城―海を渡った金シャチ
Pコード: 640-135
1873(明治6)年に開催されたウィーン万国博覧会は、明治政府が初めて公式参加した博覧会でした。新しい日本を世界にアピールする重要な万博に、名古屋城の金鯱が出品され注目を集めました。この金鯱と博覧会をめぐる興味深いエピソードの数々を紹介します。
日時: 10/27(土)16:00〜17:30 場所: 愛知学院大学名城公園キャンパス・アガルスタワー3F『放光台』
名古屋市北区名城3-1-1地下鉄名城線「名城公園」駅2番出口より徒歩1分
料金: 500円 定員:40名 講師: 井上瞳(愛知学院大学文学部 准教授) -
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名古屋の和菓子文化 ~鬼まんじゅうづくり体験~
Pコード: Pコード:640-137
名古屋人にはおなじみのおやつ菓子、鬼まんじゅう。実はこれ、愛知県以外ではほとんど見られない“隠れご当地菓子”なのです。名古屋が和菓子処というのもあまり知られていない事実。そんな名古屋の和菓子事情を学ぶ講座と合わせて、鬼まんじゅう作りを体験してもらいます。作った鬼まんじゅうはおみやげとしてお持ち帰りいただけます。
【持ち物】エプロン、髪をまとめるもの※小学3年生までの方1名につき、保護者の参加が必要です。日時: 10/28(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄桜通線「桜山」駅 5番出口より徒歩5分
料金: 2,000円 定員:20名 講師: 大竹敏之(フリーライター)
山田克哉(山田餅本店・店主) -
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麗しき名古屋帯の世界
Pコード: 640-138
名古屋人が発明したと言われる名古屋帯。染め帯だけでなく、やがて織り帯も作られるようになり、おしゃれ着から準礼装まで幅広い用途が特徴です。着物愛好家の人気インスタグラマーが、名古屋帯コレクションを展示しながら、名古屋帯の歴史と魅力、四季折々の帯の楽しみ方などを教授します。
日時: 10/28(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄鶴舞線・名城線「上前津」駅 8番出口より徒歩3分
料金: 500円 定員:30名 講師: 日比野祐子(着物愛好家) -
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伊藤圭介と尾張本草学
Pコード: 640-139
日本初の理学博士、伊藤圭介はここ名古屋で生まれ育ち、江戸末期から明治への激動の時代に医学、植物学両分野で多大な貢献をしました。漢方から蘭学へ、本草学から博物学へと日本の学問の認識が移りゆく時代、多くの人々にそれを受け入れてもらうには、並大抵の苦労ではなかったはずです。彼の働きかけが発祥となった名古屋大学医学部近くの鶴舞図書館にて尽きない圭介翁の探究心、師シーボルトとの絆や時代背景を読み解きます。
日時: 11/3(土・祝)14:00〜15:30 場所: 鶴舞中央図書館 第一集会室 名古屋市昭和区鶴舞1-1-155
地下鉄「鶴舞」下車、5番出口より南ヘ150m・JR「鶴舞」下車、
公園口より南へ200m料金: 500円 定員:30名 講師: 加藤僖重 -
- 11 /03
蔵茶 KURA-CHA
Pコード: 640-140
外国人をもてなすために考案された、椅子に座って茶をいただく『立礼』。茶の湯を闊達に楽しんだ先人たちの知恵である『見立て』。築380年を数える蔵で、この2つをキーワードに、蔵茶 KURA – CHAを開催します。陶 作家 中村公之によるインスタレーション茶会を体験ください。
日時: 11/3(土・祝)①10:00〜10:45 ②11:00〜11:45 ③13:00〜13:45 ④14:00〜14:45 ⑤15:00〜15:45 ⑥16:00〜17:00 ⑦17:00〜17:45 場所: 四間道レストランMATSUURA 隣の蔵 名古屋市西区那古野1-36-36
地下鉄桜通線「国際センター」駅2番出口徒歩5分
料金: 2,500円 定員:各回20名 講師: 無盡窯 中村公之 -
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志野流香道 源氏三恋香
Pコード: 640-142
源氏物語に登場する「空蝉」「夕顔」「紫の上」をイメージする香りを、志野流香道若宗匠がアレンジし、3つの部屋にそれぞれのイメージの香りを薫きしめます。最後の4つ目の部屋で薫かれている香りは3人のうちの誰なのか…。1000年前の都に香りでタイムスリップし、当時の恋物語を五感で楽しみます。
※香水など香りを身につけてこないこと。白靴下または足袋などを持参いただき、履き替えていただきます。日時: 11/4(日)①12:30〜13:30 ②13:30〜14:30 ③14:30〜15:30 ④15:30〜16:30 場所: 地下鉄名城線「神宮西」駅4番出口より徒歩10分
料金: 3,500円(別途入場料が必要になります) 定員:各回18名 講師: 志野流香道 21代目家元継承者 蜂谷宗苾 -
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徳川慶勝が見た幕末と尾張
Pコード: 640-143
慶勝、茂栄、容保、定敬。敵味方に分かれ、幕末、維新の時代をドラマティックに駆け抜けた美濃高須藩の四兄弟。弟たちを思いながらも西欧列強から日本を守るために、新政府側についた尾張藩当主・慶勝。『葵の残葉』で新田次郎文学賞を受賞した作家の奥山景布子さんと徳川美術館学芸員の原史彦さんが高須四兄弟の大河ドラマ化への野望を語りつくします。当日、企画展「徳川慶勝の幕末維新展」(11/3〜12/16)をご覧いただけます。
日時: 11/4(日)13:30〜15:00 場所: 基幹バス「徳川園新出来」下車徒歩3分
メーグル「徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」下車
JR中央本線「大曽根」駅下車南口より徒歩10分料金: 500円(別途、徳川美術館の観覧料が必要になります) 定員:100名 講師: 奥山景布子(小説家)
原史彦(徳川美術館学芸部部長代理) -
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大須のルーツは岐阜にあり? 〜大須今昔地名物語〜
Pコード: 640-144
実は大須という地名の由来は、今も岐阜羽島に現存する「大須観音」です。古着、アニメ、電脳街など、名古屋市内でも特異な性格を持つ大須のルーツは、果たしてどこにあるのでしょうか。時代にあわせて次々と変貌しながらも、決して寂れることなく続いてきた大須。資料が少ないと言われる大須を、近現代の変貌ぶりも交えながら紹介していく。
日時: 11/4(日)14:00〜15:30 場所: 大須コミュニティセンター 名古屋市中区大須3-38-9 大須商店街組合会館 5F
地下鉄鶴舞線「大須観音」徒歩10分
料金: 500円 定員:50名 講師: 杉野尚夫(OASIS都市研究所) -
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東海 仏像なぞり描き
Pコード: 640-145
「東海仏像めぐり」「仏像なぞり描き」などを出版している田中ひろみ氏による名古屋の仏像紹介。実は名古屋市には、会いにいきたくなる個性豊かな仏像がいっぱい!最後は田中氏自身が描いた仏像をみんなでなぞり描き。実際に書くことで、目や衣装、手の動きなど細かい特徴まで見えてきます。
※なぞり描き用の筆ペン、紙はこちらで準備いたします。お持ち帰り用のクリアファイルなどはご自分で準備お願いいたします。日時: 11/9(金)19:00〜20:30 場所: 地下鉄桜通線「高岳駅」徒歩12分
料金: 800円 定員:40名 講師: 田中ひろみ(イラストレーター&文筆家) -
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四間道・円頓寺界隈の来し方から行く末を考える
Pコード: 640-146
名古屋駅と名古屋城の中間点にある四間道・円頓寺界隈は、新しい店舗が立地し、新しいイベントが開催されるなど、活況エリアとして注目されている。江戸から今日までの来し方を振り返りながら、行く末(将来)をどのように描いていくのか、問題提起をしたい。
日時: 11/10(土)13:30〜15:00 場所: 地下鉄桜通線「国際センター」駅徒歩10分
料金: 500円 定員:30名 講師: 井澤知旦(名古屋学院大学現代社会学部教授) -
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説教と落語 〜落語はお寺から生まれた?
Pコード: 640-147
抑揚をつけた説教が、芸能性を帯びて落語へと発展。東海地方には芸人をしのぐ人気の説教師が存在したという。生活に密着し、人々の生きるヒントとなった説教と落語の関係性を山本益博氏がナビゲート。昭和の説教名人・祖父江省念師の跡を継ぐ住職の説教と、人気落語家による[中村仲蔵]をお聴きいただく。
日時: 11/10(土)15:00〜17:00 場所: 市バス「東区役所」停留所東へ5分/地下鉄「車道」駅より北西へ10分
料金: 4,000円 定員:130名 講師: 落語・料理評論家 山本益博(プロデュース)
落語家 柳家花緑 有隣寺住職 祖父江佳乃 -
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志野流香道 特別講座 聞香体験
Pコード: 640-149
室町時代から香道を継承してきた志野流の次期お家元が直々に教授する特別講座。会場は一般公開していない松隠軒で、前半に香道の歴史や香木のお話を聞く座学、そして後半では実学として、実際に香木の香りを鑑賞します。最後は香りのゲームである組香も体験します。
※香水など香りを身につけてこないこと。白靴下または足袋などを持参して頂き、履き替えて頂きます。特別な場所での講座になりますので、特に注意書きがなくても物には触れぬこと、また許可なく写真撮影はご遠慮ください。日時: 11/11(日)10:00〜12:00 場所: 地下鉄鶴舞線「浄心」駅より徒歩5分
料金: 3,000円 定員:25名 講師: 志野流香道 21代目家元継承者 蜂谷宗苾 -
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名古屋スポーツスタジアムの歴史
Pコード: 640-151
日本初のプロ野球開催の地も名古屋!?大リーグ選抜との試合にはベーブ・ルースも登場!?そんな“実は!?”な話の多い名古屋のスタジアムの歴史を、野球の歴史とともに紹介します。会場は、日本初のプロ野球開催の地・鳴海球場の跡地に建設された名鉄自動車学校で、その名残も見学します。
日時: 11/11(日)11:00〜13:00 場所: 名鉄「鳴海駅」徒歩15分
料金: 500円 定員:50名 講師: 法元英明(元中日ドラゴンズスカウト)
長坂英生(名古屋タイムズ・アーカイブス委員会) -
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和菓子づくり体験
Pコード: 640-152
高島屋全店の和菓子バイヤー畑氏が、名古屋の和菓子について若旦那たちにズバリ聞いてしまおう!という新企画。名古屋の和菓子に関するエピソードがたくさん聞けそうです。その後は、繊細で美しい和菓子をプロに手ほどきを受けながら手作りします。お菓子はその場で召し上がっていただきます。
【持ち物】ふきん、エプロン、髪をまとめるもの。
※刃物、火器を使用するため、小学3年生までの方1名につき、保護者の参加が必要です。日時: 11/11(日)14:00〜16:00 場所: 地下鉄東山線「名古屋」駅、「亀島」駅、
地下鉄桜通線「国際センター」駅徒歩15分料金: 2,000円 定員:50名 講師: 畑主税(高島屋全店和菓子バイヤー) 名古屋生菓子組合青年会のみなさん -
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舞妓と絞りナイト ~女子力upの宴~
Pコード: 640-154
着物姿の女性って素敵。そこには着物が女性を美しく見せる魅力が隠されています。名妓連組合で舞妓として活躍するうさぎさんと有松絞りデザイナー安保成子さんとともにその魅力に迫ります。MCは日本舞踊西川流家元・西川千雅さんが務め、姿勢や所作の美しさにも触れていきます。もちろん、うさぎさんによる名妓連名物しゃちほこも披露します!
日時: 11/13(火)19:00〜20:30 場所: メニコンANNEX HITOMIホール 名古屋市中区葵3-21-19
地下鉄東山線「千種」駅5番出口より徒歩約4分
地下鉄桜通線「車道」駅4番出口より徒歩約7分料金: 500円 定員:100名 講師: うさぎさん(名妓連組合)安保成子(絞りデザイナー)
MC:西川千雅(日本舞踊西川流家元) -
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金鯱のみる夢 ~名古屋の空とともに、これまでとこれから~
Pコード: 640-155
名古屋城大天守に鎮座する金鯱(金のシャチホコ)は、名古屋の街のシンボルとして永く親しまれてきています。独創的なデザインと他に類例を見ない輝きを放ち、全国的にみても傑作な造形物といえるでしょう。今回、金鯱のプロフィールを紹介するとともに、波乱万丈な経歴の一部を振り返ります。金鯱とともにこれからの名古屋で私たちは何を夢見れるのでしょうか。
日時: 11/17(土)10:30〜12:00 場所: 愛知学院大学名城公園キャンパス
アガルスタワー6F 2604教室 名古屋市北区名城3-1-1地下鉄名城線「名城公園」駅2番出口より徒歩1分
料金: 500円 定員:30名 講師: 木村有作(名古屋城総合事務所学芸員) -
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ナゴヤ歴史探検 ~ロマンス神話と名古屋の古墳~
Pコード: 640-156
名古屋市内には、実は約200基の古墳が分布!? その中には、『古事記』や『日本書記』に登場するヤマトタケルノミコトの墓とされる古墳もあるとか。さらにそこには切ない愛の物語があり・・・? 郷土史『ナゴヤ歴史探検』を監修、著書『逆説の日本史』などで独自の世界観を展開する作家・井沢元彦氏が名古屋の知られざる歴史を紹介します。
日時: 11/17(土)10:30〜12:00 場所: 地下鉄桜通線「丸の内」徒歩7分
料金: 500円 定員:100名 講師: 井沢元彦(作家) -
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鳥瞰図に見る近代名古屋の都市と観光
Pコード: 640-158
鳥の目で「まち」の姿を見てみたいと思う人間の欲求は、古今東西、多くの鳥瞰図を生み出して来ました。本講座では、吉田初三郎をはじめとする近代名古屋を描いた鳥瞰図をもとにして、大正末期から昭和初期の都市と観光について考えます。
日時: 11/18(日)10:00〜11:30 場所: 名古屋都市センター11F まちづくり広場ホール
名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内JR・名鉄・地下鉄「金山」駅南口すぐ
料金: 500円 定員:60名 講師: 堀田典裕(名古屋大学大学院工学研究科助教) -
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栄のまちづくりと、さよなら中日ビル
Pコード: 640-159
戦後の名古屋は、栄地区を中心にまちづくりの隆盛を迎えます。建築当時の中日ビルや栄地区のまちづくりに関する建築専門家の座学を前半に。後半は参加者みんなで中日ビルを探検します。財界サロンの特別公開もお楽しみ。もうすぐ閉館する中日ビルの、懐かしくてちょっとせつない物語を一緒に巡りましょう。
日時: 11/18(日)13:30〜15:30 場所: 地下鉄東山線「栄」駅より徒歩1分
料金: 500円 定員:30名 講師: 伊藤孝紀(名古屋工業大学大学院准教授)