芸どころ 名古屋舞台

芸どころ名古屋、ここにあり。
武家に愛された能楽から、町人をトリコにした大衆芸能まで。
奥深い「芸」の魅力を堪能したいなら、芸どころ名古屋舞台へ。
尾張名古屋の心意気。珠玉の舞台公演を、
どうぞお楽しみください。
TAKE PRODUCE演劇公演 VOL.1 =名古屋を拠点に活躍する俳優の、精鋭たち=
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特別時代劇 本田忠勝作「-名古屋城秘話-虎落笛(もがり)を吹く女」より

青が散る ~名古屋土居下物語
Pコード:480-528
©️Network2010

作:本田忠勝

演出・美術:大嶽隆司

出演:上田愛、上田吉政、景山紀子、高原靖典、久川徳明
早川綾子、山本仁、千田祐妃奈、上田勇介、青木勇人
正手道隆、佐藤寛大、殿、須原麻衣、岡﨑陽子

青松葉事件の碑(名古屋城二之丸内)

青松葉事件…慶応四年、尾張藩で発生した親幕府派に対する弾圧事件。当時、京都で大政奉還後の政治的処理を行っていた十四代藩主慶勝が、勅命により弾圧を行ったとされるが真相は不明である。十四名が斬首され、家名断絶をはじめとして処罰を受けた者も多数。

激動の幕末、尾張の歴史秘話を担った人間たちの物語。 慶応三年の暮れ、つに王政復古の大号令が下った。尾張藩十四代藩主慶勝は京都にあり、薩摩・長州が戴く新政府と幕府の間で苦しい立場にあった。尾張藩は藩祖義直以来の勤王家でありつつも、御三家筆頭としては軽々に新政府につくわけにもいかなかった。尾張藩内もまた勤王派の金鉄党と鞴党と名乗る親幕府派に二分していた。藩校明倫堂に集う若者たちもまた例外ではなく、喧々諤々意見を戦わせている。そんな若者の一人、入江多聞は260年の間、ある密命が絶えることなく伝えられてきた御側組同心の出身である。一方、鞴党の重臣、渡辺新左エ門こと青松葉は自らの立場を超え、金鉄・鞴両党の暴発を抑えることに心を砕いていた。年が改まると鳥羽伏見で新政府と幕府軍が激突する。戦いに敗れた徳川慶喜は江戸へ逃れ、京からは慶喜追討軍が進軍する。先導役を務めることとなった慶勝は、追討軍に先立ち尾張に戻ることになった。御側組同心はついに密命断行の時が来たと色めきたつ。だが、慶勝一行は名古屋と目と鼻の先の清洲であえて立ち止まる。不審に思う青松葉であったが…。

日 時 11/11(土) ①13:30 ②18:30
12(日) ①13:30 (開場30分前)
場 所 東文化小劇場
料 金 一般 3,000円/学生1,500円(日時指定・自由席)

※未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取扱いチケット9月6日 (水) 発売

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