芸どころ 名古屋舞台

武家の式楽として尾張徳川家に保護され、大切に受け継がれてきた能楽から、町人たちに愛された大衆芸能まで。 芸どころ名古屋の粋を集めた舞台公演。
見れば見るほど、知れば知るほど、芸どころの奥深さを感じさせてくれます。
この機会に、まだ知らない伝統芸能に出会ってみてはいかがですか。

伝統エンターテイメントを、炎が揺れる幽玄な舞台で。Pコード:438−840

ろうそく能能楽


能 「国栖(くず)」

照明などなかった時代と同じように、揺らめく炎の中で演じる「ろうそく能」。 ろうそくの灯りが生み出す光と影。 わずかな灯りに浮かび上がる能面や金糸銀糸の装束…。幻想的で幽玄な能楽の世界は、しばし日常を忘れさせてくれます。 「でも、能や狂言は、敷居が高くて…」などと思わないでください。 能はいわば日本発のミュージカル、 狂言は気楽に笑って楽しむコメディ。 日本が誇る伝統的エンターテイメントを、ろうそく能でぜひ体感してください。

日時:11月8日(土) 14:00〜
会場:名古屋能楽堂
入場料:指定席 3,000円
    自由席 一般 2,000円 学生 1,500円

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やっとかめ文化祭「ろうそく能」特別協賛事業
名古屋能楽堂 展示室特別企画展 「世襲面打ち家 発祥の地 越前から世界へ…」
~伝統芸術能面 越前桑田家初代能忍 二代能守親子と弟子伊村元抄(女流作家)による能面展~
11月1日(土)~11月25日(火) 9:00~17:00(最終日は15:00まで) 入場無料
能の世界観を変える、伝統×モダンの融合。Pコード:438−845

Rokurobyoue版 O-KI-NA 〜天下泰平・国土安穏の祈り〜能楽

能にして能にあらずといわれる「翁」。 ストーリーが語られるものではなく、天下泰平、五穀豊穣を祈る、神聖な儀式の舞です。 その「翁」を「O-KI-NA」として現代によみがえらせるのは、尾張徳川家に仕え、四百年を超える伝統を誇る能楽笛方藤田流十一世宗家の藤田六郎兵衛。 氏に代々四百余年伝わる日本固有の能管「萬歳楽」と、アジア・アフリカなどの民族楽器の音色が能楽堂に響き渡ります。 その音色にあわせ、名古屋能楽界の重鎮梅田邦久と、ヨーロッパ、アメリカのダンスシーンの第一線で修練を重ねた舞踊家が人類共通の願いである『世界平和』を祈り、舞を捧げます。 洋の東西も時間も超えた音のなか、新たに創りだされるO-KI-NA。 想像を超えた新たな「翁」の世界が広がります。

日時:11月14日(金)18:30〜
会場:名古屋能楽堂
入場料:指定席 A 4,000円 B 3,000円
    自由席 一般 2,000円 学生 1,500円

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江戸の昔と平成の今。邦楽聞き比べを楽しむ。Pコード:239−437

古典の日・邦楽名古屋舞台 〜 邦楽散歩いまむかし〜邦楽

11月1日、古典の日にお贈りする邦楽の祭典。 長唄、小唄、古調組唄、箏曲、尺八、正調名古屋甚句など、名古屋に受け継がれた邦楽が一堂にそろいます。 江戸時代の古典から、現代のモダンな楽曲にいたるまで、邦楽の変遷をたどりながら楽しめる、邦楽ビギナーの方にもおすすめの公演です。

日時:11月1日(土)①14:00〜 ②18:00〜
会場:名古屋市北文化小劇場
入場料:各部一般3,000円 学生1,500円(全自由席)

昼の部 : 宮の宿界隈
杵屋六秋社中  稲舟妙寿社中  今井検校勉  生田流宮城会  
<Koto アンサンブル Rin華>
夜の部:七橋によせる秋の曲
名古屋吉住会  錦文喜央・ 正調名古屋甚句伝承会  銀明会 安藤啓子  
都山流尺八楽会 箏曲千景の会
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手の動き、指の先まで魂を感じる、日本の伝統美を堪能。Pコード:438−838

能舞台に舞う 〜今をときめく日本舞踊家の競演〜日本舞踊

芸どころ名古屋を代表する伝統芸能といえば日本舞踊。 名古屋に数多くある流派から五流が出演。今をときめく舞踊家たちが能楽堂で華を競う、秋の日を彩るあでやかな舞台です。 老松の鏡板のみというシンプルな空間だからこそいっそう実力が問われる能舞台。全身全霊で舞い、指先にまで感情が宿る舞台芸術に注目です。

日時:11月3日(月・祝)14:00
会場:名古屋能楽堂
入場料:各部一般3,000円 学生1,500円(全自由席)

義太夫「二人三番」
工藤流 / 工藤彩夏、工藤春佳
長 唄「藤娘」
五條流 / 五條園小美、五條佳穂、五條佳菜
長 唄「連獅子」
花柳流 / 花柳朱実、花柳寿麗永
長 唄「小鍛冶」
稲垣流 / 稲垣豊由希、稲垣舞比
長 唄「新道成寺」
内田流 / 内田有美
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能舞台で祝う記念日は、一生の宝物。Pコード:438−848

いい夫婦の日特別公演 「幸せを運ぶ能・狂言」市民参加型狂言公演

11月22日は「いい夫婦の日」。11月に記念日を迎えるご夫婦や子どもたちが参加する、スペシャル公演。 公募により選ばれたご夫婦の結婚記念日を、格調高い舞囃子「高砂(たかさご)」でお祝いします。 また、公募参加の子どもたちが披露する、狂言「茸(くさびら)」での愛らしい姿も見どころ。 見る人を幸せな気持ちにしてくれる舞台です。

日時:11月22日(土)14:00〜
会場:名古屋能楽堂
入場料:一般1,500円 中学生以下500円(全自由席)

演目:狂言「茸(くさびら)」
シテ:井上松次郎(和泉流)
演目:舞囃子「高砂(たかさご)」
シテ:衣斐愛(宝生流)
演目:狂言「鎌腹(かまばら)」
シテ:佐藤融(和泉流)
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名古屋っ子が愛した芸事の数々を、一度に楽しむ欲張りな舞台。Pコード:438−843

名古屋に息づく大衆芸能の世界大衆芸能

芸どころ名古屋を担っていたのは、武家階級だけではありません。 徳川宗春の時代に町人文化が花開き、一般市民である町人たちも芸術文化の担い手として活躍したのです。
粋で色っぽい男女の仲を唄う名古屋生まれの都々逸から、現在の漫才のルーツとされている尾張万歳、ほかにも落語、講談など、見るほどに芸事を愛した江戸時代の町人の気持ちがわかります。

日時:11月9日(日)14:00〜
会場:建中寺徳興殿
入場料:一般2,500円 学生1,500円(全自由席)

出演
「熱田神戸節・都々逸」端唄 華房流華の会、「尾張万歳」尾張万歳保存会、「落語」雷門獅篭、「講談」古池鱗林、「お座敷芸披露」名妓連組合
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弥次さん、喜多さん、名古屋までよおござった! 笑いどころ満載の珍道中。Pコード:438−851

劇座版 東海道中膝栗毛 〜弥次さん喜多さん建中寺で大騒動!〜演劇


平成25年度やっとかめ文化祭
劇座公演「元禄なごや事件帖」より

「東海道中膝栗毛」では熱田の宮から桑名へ向かった弥次さん、喜多さんがなんと名古屋見物にやって来た! ひょうきん者の弥次喜多コンビが、名古屋のまちで繰り広げるドタバタを描いた喜劇。 名古屋を代表する劇団「劇座」が、やっとかめ文化祭のために書き下ろした新作舞台というから、何が何でも見逃せません。 お腹を抱えて笑いたい方は必見です。

日時:11月23日(日・祝)①11:00〜 ②15:00〜
会場:建中寺徳興殿
入場料:各回 一般2,500円 学生1,500円(全自由席)

作・演出
小田靖幸
出演
天野 鎮雄  山田 昌 中村嘉奈子 他
あらすじ/家財道具はおろか、借家まで引き払って、江戸からお伊勢参りの旅へ出た弥次郎兵衛(やじさん)と喜多八(きたさん)。道中行く先々で騒ぎを起す二人は三河の国で、「悪い狐が旅人を騙す」という噂で疑心暗鬼に…。
熱田の宮宿に泊まり、七里の渡し船で桑名へ向かうはずが、そこで不思議な女たちに出会う。「あんたんたぁ、ありがてゃあ話があるで、ちょこっと聞いてりゃあ」。ひょんなことから二人は名古屋城下の建中寺へ。果たして無事に伊勢に辿り着くことができるのか⁈
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